143. 日本語が上手な人とは?

日本語の先生、のりこです! This is the Japanese Podcast. Let's Learn Japanese with Noriko and listen to Japanese every day. Miku Real Japanese👉https://bit.ly/30ZAh1S どんな人が日本語が上手? What we consider to be "Good at Japanese" as a teacher? Words: 投稿する(とうこう) 立場(たちば) 判断基準(はんだんきじゅん) 考え方の違い(かんがえかたのちがい) やりとり コミュニケーション 反応(はんのう) 能力(のうりょく) 反対(はんたい) 数(かず) ゴール 基本的に(きほんてき) 理解する(りかい) 投げかける(なげかける) 対策(たいさく) ターゲット

皆さん、こんにちは。日本語の先生、のりこです。今日はですね、以前私がお勧めした、お勧めの日本語の先生のユーチューブの中のMiku先生、Miku real japanese。この Miku先生が最近とても面白いビデオを投稿したんですね。その内容について、私、話してみます。そのビデオへの、そのビデオへのリンクもつけておきますので、是非見てください。 

 

そのリンクの先のビデオは今回Miku先生と、後もう一人とても有名な日本語のユーチューバーの先生、Yuyu日本語のゆうすけ先生とのコラボレーションです。Miku先生とゆうすけ先生が日本語で会話をしていて、ちょっと難しいですね。今回英語がありません。全部日本語だけなんですけれども、非常に面白い内容です。 

 

このビデオでゆうすけ先生と Miku先生は先生の立場で、先生として、どんな人が日本語が上手だと思いますか、ということをディスカッションをしているんです。非常に面白いんです。 

 

これはですね、日本語の先生によって、この生徒さんが日本語ができるかどうか、上手か上手じゃないかっていう判断基準。判断基準。ジャッジですね。ジャッジをする基準って違うんですよ。明らかに先生によって考え方が違います。そして、その考え方の違いによって、その先生の、その先生のレッスンの内容ですね。レッスンのストラクチャー、やり方も変わってくるんですね。 

 

Miku先生が考えるのはアウトプット、コミュニケーション力、やり取りができるか、が非常に大切だと言っていました。つまり、会話をしていてその会話がどんどんどんどん弾んで次に進んでいく。自分だけが話すんじゃなくて、相手に、日本人の人に質問もできる、聞いてあげることもできる。そして、リアクションが早い。ね、何か話をしていて、そこで会話が途切れるんじゃなくて、すぐに反応できる。このコミュニケーション力、アウトプット力が高い生徒さんが日本語が上手だと言っていました。 

 

ゆうすけ先生もその考えに近かったです。一番大切なのはやっぱり話して、コミュニケーションが取れる。でも、自分だけ話すんじゃない、相手の意見も聞いてあげることができる。そういう人が日本語が上手になる、または上手だと言っているんですね。 

 

ですから、 Miku先生とゆうすけ先生の教え方のスタイルは、コミュニケーション、アウトプットを中心としたやり方なんです。 

 

ビデオの中でゆうすけ先生はもう一つですね、友達についても話していました。そういうコミュニケーション能力が高い人は友達が作りやすい、きっと友達がたくさんできる、友達がたくさんできる人は日本語が上手なんじゃないかみたいなことを言っていましたが、私は実はそれは反対です。反対っていうか、違う意見を持っています。 

 

人によって友達を作るのが苦手な人、人と関わるのが苦手な人っていますから、友達の数じゃない、友達の数が日本語がうまいというわけではないと思います。そこは私はちょっと違うなと思ったんですけれども、それでも、コミュニケーション、やり取りができる、すぐに反応、リアクションできる。そして、相手の言ったことを受け止めて、聞き返すことができるっていうのが本当に大切だと私は思います。その点では同じ意見です。 

 

以前私はポッドキャストで会話のキャッチボールという話をしましたね。覚えていますか。是非もう一度聞いてみてください。それなんです。私も日本語が上手だな、またこの人どんどん日本語上手になるだろうなって思う人は、会話のキャッチボールができる人です。 

 

これって日本語だけじゃない、英語でもほかの言語でも同じなんだと思うんだけれども。ね、例えば、「明日試験があるんだ、日本語のテストがあるんだ」と言った人に「ふ~ん、あ、そう」と答えて会話が終わる人と「あ、本当に大変だね。明日頑張ってね」ってもう一言言える人。この違いなんですね。この違いが大きくあなたの日本語が上手か上手じゃないか、上手になるか上手にならないか、決まってくると思うんです。 

 

ですから、私も 実はMiku先生やゆうすけ先生と同じような考え方なので、私のレッスンスタイルは、iTalkiのレッスンスタイルは会話が中心なんですね。 

 

生徒さんの中にはJLPTに合格したい、合格して日本に留学したい、仕事を見つけたいから、JLPTN1合格しなきゃいけないんです。そんな生徒さんもいます。うん、でも、もしかしたら私のレッスンスタイルはそんな生徒さんのゴールとは合わないかもしれません。 

 

だって、私は基本的に試験勉強は自分でできると思ってるんです。自分である程度を問題集を買って、言葉、漢字、文法を覚えたら、そして、しっかり練習したら、合格できると思ってるんですね。 

 

もちろんね、文法で質問があったり、言葉の使い方のニュアンスの違いに質問があれば、そんなときにはネイティブの日本語の先生が必要だと思いますけれども、私のレッスン、一時間でずっと文法だけ、ずっと言葉の練習、絶対私はしません。私のクラスは会話が中心です。なぜなら、話せることが一番大切、自分の思っていることを伝えることが大切。 

 

そして、相手の話を聞いて理解して、質問を投げかけることができる。それが大切だと思っているからなんです。 

 

ちょっと難しい話だね。でも、先生によって本当に考え方は違うから。ね、自分の先生のやり方を見てみてください。文法きっちりする、JLPTの試験の対策をする、それはそれでいい先生だと思います。自分のターゲット、目標に合った先生を選んでみてください。 

 

ですから、今日はユーチューバーの Miku real japaneseの Miku先生とYuyu日本語のゆうすけ先生が考える、どんな人が日本語が上手か、ということについて話してみました。 

 

私のレッスン、もう一度言います、会話が中心です。話したい、会話のキャッチボールを練習したいという人は是非私のレッスンを受けてみてください。 

 

それでは、また明日。

 

 

投稿する(とうこう)post, publish (blog, magazine, forum etc.) 

立場(たちば)position, stand point 

判断基準(はんだんきじゅん)evaluation criteria 

考え方の違い(かんがえかたのちがい)different way of thinking

やりとり giving and taking 

コミュニケーション communication 

反応(はんのう)reaction 

能力(のうりょく)comptence, ability 

反対(はんたい)opposite 

数(かず)figures 

ゴール goal

基本的に(きほんてき)fundamentally

理解する(りかい)understand 

投げかける(なげかける)to throw at 

対策(たいさく)policy, measures 

ターゲット target 

Special Thanks go to Maria and Donna. トランスクリプトを作ってくれました。Thank you!


Buy Me a Coffee at ko-fi.com
Japanese with Noriko

A fully qualified Japanese teacher and also the creator of the Japanese podcast, LEARN JAPANESE WITH NORIKO.

Previous
Previous

144. おすすめのYouTubeチャンネル2

Next
Next

142. 日本人の作家、田口久人(たぐちひさと)さん