15.会話のキャッチボールができてる?
皆さん、こんにちは。日本語の先生のりこです。今日も楽しく日本語勉強してますか。どんな新しい言葉やフレーズを学びましたか。また教えてください。
もうすぐ2月も終わりですね。今週は、木曜日2月の20日、20日、20日の木曜日に私たちの結婚記念日があります。
木曜日は普通の日なので、平日なので、特に何もしないんですが、その代わりに金曜日の夜に良いレストランに入って、食事をしてこようと思っています。だから金曜日の夜に予定があるので、ちょっとワクワクしています。じゃあ今日のエピソード始めます。
それでは今日のエピソードは、会話のキャッチボール。会話のキャッチボールについて話したいと思います。
この表現聞いたことがありますか。会話のキャッチボールができる、できない。会話のキャッチボールをうまくしよう。
これは野球から来ているんですけれども、日本では野球、野球というスポーツはとても人気です。その中でキャッチボール、野球のボールを相手が投げて、じゃあ、私はそれを受け取って、また相手に投げ返す。この繰り返しをキャッチボールと言います。
会話をそれに例えてるんですね。何か相手が私に会話を投げかけてきた。それを聞いてうまく理解して、そしてさらに相手に投げ返す。これが会話のキャッチボールです。
言語が上手になると、日本語が上手になっていくと、この会話のキャッチボールができるできないっていうのはすごく大切なポイントだと思っています。
例えばですよ、先日私は日本料理で何が好きかっていう話をしましたね。これ本当によくある話題・トピックで、もしかしたら日本人のお友達に、日本料理が何が好きなの?って聞かれるかもしれないね。
聞かれた時に、うーん、私はトンカツが好き、そう答えるだけだと、そこで会話が終わります。せっかく友達が投げてくれたボールを、受け止めたのはいいけれども、答え方が十分じゃないんですね。
そこでどう相手に投げ返すか。
私だったら、じゃあ、トンカツが好き、じゃあ、由美子さん、由美子さんはどんな料理が好き?由美子さんもトンカツが好き?相手に同じように投げ返すと次の会話に繋がるね。
例えば、じゃあ、友達が、私はねラーメンが一番好きかなって言ったら、じゃあそこで、きじゃあ豚骨と醤油だったら何が好き、どっちが好き?て聞いてみるのもいいし、他の言い方だったら、他の例だったら、ああ、じゃあ、最近会社の近くに新しいラーメン屋さんができたんだけど、すごく美味しいみたいだよ。一緒に行ってみる?っていうふうにつなげていくのもいいかもしれないね。
じゃあ、会話のキャッチボール、他にも大切なことは、相手の話をしっかり聞くっていうのは、すごく大切だと思います。
相手が何を言ってるのか、まだ言ってる、話してる途中なのに、そこで、あー、ちょっとちょっとで割り込むのは、ルール違反だと思うんですね。なので、相手が話している、そのことをしっかりと聞いて受け止める。これが基本的な最初のルールだと思います。
そして、受け取ったら、投げ返す。そこで止めないであげてください。私は日本人ですね。日本語が母国語なので、日本語だと会話のキャッチボールは、もちろん上手にできると思います。
特に先生という仕事は、これが上手でないと生徒さんに上手に教えてあげることができないと思っているので、私は自分の中では、会話のキャッチボールがうまくできるほうじゃないかなと思っています。
ただ、外国語、例えば英語、スペイン語、そして習い始めたばかりの韓国語だと、この会話、会話のキャッチボールができるとはとても思えません。なので、こればかりはたくさん練習して、いろんな人と会話をして、話をして、リスニングの練習をして、積み重ねが必要になると思います。
他にも、そうですね。ちょっと練習してみましょうか。 会話のキャッチボール。
私はこの今回のエピソードのイントロで、今週の木曜日は結婚記念日だ、結婚記念日があると言いました。
もしお友達や同僚が、結婚記念日があるんだって言ったら、それを聞いた時に、あなたはどう投げ返しますか。例えば、え、じゃあ何年目?結婚して何年目?て聞いてみるのもいいかもしれないし、あとはじゃあどんなことするの?レストランに行くの?とか、何かプレゼントあげるの?とか、そういうことを聞いてみてもいいかもしれないね。
後は、じゃあ、友達が、ホリデーね、旅行、休暇について話をしている。今度休みがあってどこか行こうと思っている、海外旅行にでも行こうかなーって言ったら、あなただったらどう投げ返しますか。考えてみてください。
なのでヒントは必ず相手の会話、発言の中にありますから、まずそれをしっかり聞いて、そして投げ返す。
私は、もしうまくできないんだったら、相手がしてきた質問をもう一度、同じことを聞き返すっていうのは、ありだと思います。それも本当にいいテクニックだと思いますよ。
例えば、ね、週末何をしたって聞かれて、私はそう答えますね、何かしました。じゃあ、あなたは?あなたは?て聞き方はしませんね。名前を言いますね。田中さんは?ゆうこさんは?きょうこさんは?ていうふうに、同じ質問を投げ返すことで、次につながりますね。
これは、一番簡単な、簡単なやり方だと思います。
ということで今日は会話のキャッチボールということについて話しました。
日本で、しりとりっていう言葉遊びがありますよね。それがイメージしやすいかもしれない。
しりとり、例えばでやってみましょうか。
りんご、私がりんごって言ったら、相手は「ご」から始まる言葉、「ごま」じゃ、まままー、ま、何がありますか。あはは、もう負けた!マーガリンって言ってしまいそうになってしまいました。でもそれで「ん」で終わりますから、もう負けましたね。
でもこれがしりとりで、しりとりみたいに相手が答えるの待って、それをまた聞いて答えます。そういうふうにやり取りする。そうすると会話がスムーズにいくと思います。じゃあ今日は、会話をする上で、何が大切かということについて話しました。
私は、日本語をオンラインで、スカイプで教えていて、インターネットで教えています。私のだいたいレッスンは、1時間で、私が一番大切にしていることはやっぱりスピーキング、話すことなんですね。
もちろん語学の勉強には文法も必要だし単語も覚えないといけないし、日本語だったら漢字も読めた方がいい。書けたほうがいい。そしてたくさんの人が日本語能力試験合格したい。試験の勉強をたくさんしています。
でもやっぱり考えてみてください。日本語を勉強して何がしたいんですか。
私だったらやっぱりその国の人と話したい。会話がしたい。そこが一番面白いんじゃないかなと思うんです。
なので、私はいつもレッスン中、生徒さんになるべく日本語を話してもらいたい。間違ってでもいいから、例えば Google translation でちょっと単語を調べててもいいから、とにかく日本語で会話したい。話してほしいと思って、いろいろ質問をしてみたり、同じ質問を毎回繰り返してみたり。
そして生徒さんが、この生徒さん上手くなってきたなって思う時には、最初はね、one sentenseだけで、「XXXです」て答えていた生徒さんが、少しずつ会話のキャッチボールができるようになるんですね。
本当にその一つのトピックについて、少しずつ長く話ができるようになる。それを私は感じた時に、一番良かった、この生徒さんに一緒に日本語で教えてきて勉強してきて良かったなーって思う時です。
じゃあ今日のトピックはスムーズな会話、どうしたらいいかっていうことで、ちょっとヒントみたいな感じかな。会話のキャッチボールについて話してみました。
じゃあ、今日も最後まで聞いてくれてありがとう。またね。また明日。