166.お年寄り、高齢者
皆さん、こんにちは。日本語の先生Norikoです。
今日は、日本語の言葉で、「年をとっている人」「年齢が高い人」、まぁ、おじいちゃんやおばあちゃんの世代を表す言葉について話していきます。
まずよく聞くのが高齢者。高齢という言葉ですね。年齢が高い。年齢が高い人。高齢者。これはよく聞きますね。
例えば、日本は高齢化社会です。そして、日本のいろいろな街では、65歳以上の高齢者の人口が増え続けています。このように使いますね。また、高齢者を対象としたパソコン教室とか、高齢者用の住宅、マンションのように使ったりしますね。よく聞く言葉だと思います。
でも、高齢者だけじゃないんですね。日本語には、年齢が高い人、おじいちゃんおばあちゃん世代を表す、他の言葉がたくさんあります。言ってみたいと思います。紹介しますね。
次の言葉は、老人。ろうじん。老いた人。年とっている人。老人という言い方もできます。
そして、お年寄り、お年寄りっていうのもよく使いますね。お年寄りっていうのは、ちょっと親しみがある、親近感がある、優しい感じの言い方ですね。例文では、お年寄りの人が安心して暮らせる日本の社会を作りたい、とか、ね。お年寄り。
さらには、年配。年配の人という言い方もできます。これはですね、「お年寄り」が親近感がある、優しい感じの言葉ですけれども、「年配」っていうのは、年齢が高い人への尊敬の気持ちがちょっと含まれている感じがします。それが年配。または、「ご」をつけて「ご年配」の人。ご年配という言い方もできます。
そして、最近はですね、英語の言葉も使うようになりました。英語からできたカタカナの言葉です。
1つはシニア。もう1つはシルバー。
シニアっていうのは、例えば、シニア世代のように、高齢者の世代という感じで使われるようになっています。英語とはちょっと違いますね。英語でシニアと言ったら、ま、先輩、決して年をとった世代の人のことではありません。でも今は、シニア世代というように、日本語でシニアというと、年をとっている高齢者のイメージが強くなってきました。
そして、シルバー。これもシルバー世代、シルバーライフというような使い方で使われるようになっています。これは、日本では、ま、シルバー、高齢者というイメージが強くなっているんですね。非常に面白いと思います。
このように日本語では、高齢者、年をとっている人を表す言葉が他にもたくさんあるんです。
よく日本語の生徒さん、私の生徒さんは、ね、その年をとっている人のことを「古い人」、「古い人」と言いますね。え、まあ、わかります。私は、よくわかりますけれども、古い人という言い方は、実はほとんどしません。
今日話したような、高齢の人、高齢者、老人、お年寄り、年配の人、または、シルバー世代、シニア世代という言い方のほうがいいと思います。
はい、それでは今日は簡単に、日本語の言葉で、年をとっている人について、話してみました。
はい、また明日。