364. 『はぁって言うゲーム』

みなさん、こんにちは、日本語の先生のりこです。今日このエピソードね、なんと、テイク2です、テイク2。時々ね、録り直すこともあるんですよ。なぜなら、なぜならですね、テイク1ね、10分ぐらい頑張って話していたあとで、なんと録音ボタンを押してなかったことに気づいたんですね。は、は、は。10分話して、よっし!うまくいったと思って録音できてなかったという、なんていうバカな私、ということで、今ちゃんと録音ボタンを押してテイク2、もう一度話しています。



今日は私の生徒さんが教えてくれた、面白い日本のカードゲームについて話します。ゲームの名前は「はぁって言うゲーム」、「はぁって言うゲーム」。これはなかなか面白いんですよ。私はまだこのゲーム、カードゲームを買っていないし、実際に遊んだことがないので、どこまでうまく説明できるかわからないけれどもやってみます。私のトランスクリプトのページにYoutubeの動画の説明動画も載せているので興味があったらみてください。そしてこのカードゲームはアマゾンジャパンで買うことができます。



さて、「はぁって言うゲーム」、これはカードゲームです。3人から8人までのグループで遊ぶゲームなんだけれども、まあ、自分でカードを選ぶんですね。そのカードには日本語の言葉とか、あとはアクションが書かれています。



例えば「はぁ」。みなさん、私はこれから3つの「はぁ」を言います。どんな時に使うと思いますか、想像してみてください。1つ目「はぁ!」、2つ目「はぁ」、3つ目「はぁ?」。3つ目がちょっと難しい、うまくできなかったかなあ、私。もう一度1つ目「はぁ!」、2つ目「はぁ」、3つ目「はぁ?」。



これね、シチュエーションによって違うんですよ。1つ目は私は怒っていました。怒っている時の「はぁ!」。2つ目、落ち込んでいる時、例えば、彼氏にふられた、失恋した「はぁ」。そして3つ目は、とぼけている時、よくわからなくて、とぼけている時、「はぁ?」。ちょっと3つ目が私も難しいんだけれども、このように「はぁ」でもいろいろなシチュエーションで言い方が変わるんです。



つまりですね、このカードには、この「はぁ」を使う、いろいろなシチュエーションが書かれてあって、カードを選んだ人は、それを声だけで、身振り手振りといったジェスチャーを使わずに、声だけで表現して、それを聞いた他のプレーヤーはそのシチュエーションを当てるんです。これ、かなり難しいゲームでしょう。



他にはですね、例えば、「好き」。「好き」という、ま、「好き」にもいろいろな好きがあるじゃない。じゃあ、カードの中に、いろいろなシチュエーションが書いてあります。例えば、いたずらぽく「好き」、さりげない「好き」、色っぽい「好き」、気持ち悪い「好き」。じゃ、そのカードのシチュエーションの中のものを選んで、声だけで表現するんです。これは難しい。



他の例は、自己紹介、セクシーに名前を言います、セクシーにのりこです、名前です。クールにのりこです。普通にのりこです。なになに風に自己紹介をする。これもかなり難しいでしょう。うーん。他にはウィンクもあるんですよ、ウインク。これは表情のみですね。声に出さない、顔の表情で表現する。格好いいウィンク、色っぽいウィンク、下手くそなウィンク。かわいいウィンク。私これできる自信がないです。なので、カードにいろいろなお題があって、表情だけで伝える、声だけで伝えるというゲームなんです。わかっていただけました?



そしてね、この生徒さん、教えてくれた生徒さんが言うには、ね、この生徒さんは新しい日本語の目標ができたんです。JLPTよりももっと大切な目標。彼にとってはこのゲームをマスターする。だって、そうですよね。この「はぁ」だけでも、いろいろなシチュエーションで、いろいろなトーンのイントネーションの言い方があって、これを上手に相手に伝えることができれば、これは日本語のレベルアップじゃないですか。なので、この生徒さんは、このゲームを買って、マスターしたい。すると自分の日本語が上手になるんじゃないか。新しい目標ができたんです。ゲームの名前は「はぁって言うゲーム」。



確かにね、うん、いろいろあるよね、例えば、ええ?ええ?にもいろいろな「ええ」、があるでしょう。まあ、ちょっと私考えてみると、じゃ、一番、「ええ?」、二番「ええ」。これは例えば、私一番のええ、「ええ?」、びっくりした感じね。びっくりした感じが伝わる?で、二番目は普通の「ええ」、ま、「はい」みたいな感じだよね。なので、「ええ」にもいろいろなシチュエーションで、いろいろな意味の「ええ」があるんだよね。



例えば、「おお」、これ、どうですか。例えば「おお」、あのー、びっくりした時の「おお」、できるかな、「おお!」。あと、他にはどんな「おお」がありますか。わかったよ、いいよ、いいよ、の「おお、おお」、「おお、おお、おお」。難しいね。日本人の私でもそれだけ言おうと思ったら、めっちゃ大変だけれどもみなさん、このゲームの面白さがわかっていただけましたでしょうか。「はぁって言うゲーム」面白いね。お題には



うそ

うん

がんばれ

好き

ウィンク

大丈夫

なんで

えー

ぷー

やばい



いろいろなお題があるそうです。そしていろいろなシチュエーションが書かれてある。あと、はぁ、「はぁ」のカードのお題シチュエーション、8個あるんですけど読んでみますよ。



なんで?の「はぁ」

力をためる「はぁ」

ぼうぜんの「はぁ」

感心の「はぁ」

怒りの「はぁ」

とぼけの「はぁ」

おどろきの「はぁ」

失恋の「はぁ」



今私は全部同じように言いましたけれども、それぞれ違います、ね。それぞれ気持ちを込めて、上手に表現しなければいけません。まあ、私は上手にできるのは怒り「はぁ!」失恋「はぁ」。はい、みなさん、興味があったらアマゾンジャパンで買ってみてください。「はぁって言うゲーム」、なんか人気があるみたいで、「はぁって言うゲーム」の1、2、3。3ぐらいまでシリーズであるそうですよ。私なんか興味あるから、近いうちに1を買ってみるかもしれません。買ってみたら私のレッスンで、プライベートレッスンで使ってみようかなあなんて思っていますよね。うん、これは、なんか、演技力、演技力が必要なゲームですね。ジェスチャーが使えないです。身振り手振りでできない、声だけ、顔の表情だけで演技をしてその言葉を表現する。ということで面白いゲームを紹介してみました。またね。

Special Thanks go to Donna トランスクリプトを作ってくれました。Thank you!


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Japanese with Noriko

A fully qualified Japanese teacher and also the creator of the Japanese podcast, LEARN JAPANESE WITH NORIKO.

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