64.やっぱり
皆さんこんにちは、日本語の先生のりこです。
昨日私はインスタグラムのアカウントでライブセッションを久しぶりにしました。昨日は夕方、イギリス時間の夕方に一時間やって、10人ぐらいかなあ、10人ぐらいの参加者がいました。私のインスタグラムのフォロワー数はまだまだ少ないですけれども、ま、少ない人数だからこそ内容の濃い、内容がたくさんある一時間の勉強セッションができたなあと私は思っています。
昨日勉強した内容は、え、趣味について単語を覚えて勉強して、そのあと、「毎日、時々、よく、あまり、全然」といった言葉を使って文を作る練習をしました。最後は「なになにーたり、なになにーたり」っていう文法を勉強して、ま、三つのアクティビティを一時間の中でしたセッションでした。
このポッドキャストの中にもインスタグラム、フォローしてくれている人がいるかなあ。是非私のインスタグラムのアカウントもチェックしてみてください。Norijpteacherになります。
今日のトピックは、日本語の言葉、やっぱり、やっぱりについて話しましょう。やっぱりというのは、会話の中で使われる表現で、もともとは、やはりという言葉です。やはりが会話の中ではやっぱりとなります。どの場面で使うか、どのシーンで使うか、コンテクストによって日本語が英語ではどんな感じになるか、変わっていきますね。
たとえば、ある場面ではI knew itっていうニュアンスになると思うし、ある場面ではOh, that's what I thoughtという感じでしょうか,As I expected そんなかんじにもなると思います。じゃあ、ちょっと例文を読んでいきたいと思います。
じゃ、一つ目の例文、「この店のカレーライスはやっぱり美味しいなあ、また来よう。」これはどういう時に使いますかね。私はこの店ね、よく来るんです。カレーライスが美味しいから。そして、この店でカレーライスを食べると、いつも、ああ、美味しい、やっぱり美味しいなあ。そういうふうに使うことができます。
もう一つの例文、「今日の天気は天気予報で言っていたとおり、やっぱり雨だった。」今日の天気は天気予報で言っていたとおり、やっぱり雨だった。天気予報ね、朝出かける前にテレビでチェックしました。今日は雨が降りますよと言っていて、そのとおり降ったんです。As expected、やっぱりね。
この例文はどうでしょうか。「カフェで本を読もうと思ったけどやっぱり家に帰って読むことにした。」カフェで本を読もうと思ったけどやっぱり家に帰って読むことにした。最初はカフェに行こうって思ってたんですね、カフェで美味しいコーヒーを飲みながら本を読もうかなあ。でも私の気持ちが変わりました。やめた。やっぱり家に帰ろう。家で読もう。そういう感じですね。
そして、これはどうですか。レストランで食べ物を注文します。ウエイターさんが「ご注文は何になさいますか」と私に聞いてきました。私は、「うーん、えっと、牛丼をお願いします。あ、やっぱりかつ丼にします。」もう一度言いますね。ウエイターさんが私に聞きました、「ご注文は何になさいますか。」私は答えます。「えと、牛丼をお願いします。あ、やっぱりかつ丼にします。」これも自分が決めたこと、意見を変えたわけですね。最初は牛丼を食べようと思ったけれども、あ、やめた、やっぱりかつ丼にします。こういうふうに使うことができます。
これはどうでしょうか。私は友達とゴシップしています、噂話。私の友達が私にこう言いました。「ねえねえ、のりこ知ってる、あの二人は付き合ってるらしいよ。」私が答えます。「ああ、やっぱりね、前からそうだと思ってたんだよね。怪しいと思ってたんだ。」
これどうでしょうか。私と友達はある男性と女性の二人について噂話、ゴシップしてるですね、友達があの二人は付き合ってるらしいよって私に教えてくれました。私は実はそう思ってたね。そう思ってたから、ああ、やっぱりねと答えたわけです。
どうでしょうか。このやっぱりっていうね。いろいろなニュアンスで、いろいろな場面の会話の中で使える便利な表現です。是非皆さんも「やっぱり」を使って見てください。
それでは、今日はここまでです。また明日。
Vocabulary
夕方(ゆうがた)evening
内容が濃い(ないようがこい)rich in content
やはり after all, as expected,
場面(ばめん)scene
シーン scene
天気予報(てんきよほう)weather forecast
ゴシップ gossip
噂話(うわさばなし)gossip
怪しい(あやしい)suspicious, doubtful, dodgy
Special Thanks go to Donna. トランスクリプトを作ってくれました。Thank you!