17. 人と比べない!

皆さん、おはようございます。



今イギリスは朝の7時10分です。7時10分、いつものように起きて、朝レッスンが始まる前に、ポッドキャストを一本録音しています。まだ、頭が働いていないですね。コーヒーを飲みながら、話していきますね。今日もちょっと真面目な話です。私の生徒さんに向けて本当に言いたいことがあるんです。ぜひ、聞いてください。



え、それはですね。自分の日本語の現在のレベルや能力、スキルを他の日本語を勉強している生徒さんと比べないようにしてください、ということを言いたいんですね。



人と比べる、そして自分ができていないことを理解して、もっと頑張ろうと強く思える人は素晴らしいです。でも、だいたいの人たちは、私たちは、落ち込むことの方が多いですよね。皆さん思い出してください。私のseason1のポッドキャストのエピソード、ちょっと待ってね、344。はい、344、聞いてみてください。その時に私は「ランキング」ということで話していました。私はその時、ポッドキャストのランキングを見て、私のポッドキャストの名前は全然ない。でも、他の先生のポッドキャストは上の方にランキングされていて、「はあ、私のポッドキャストはダメなんだ。人気がないんだ」と落ち込んでしまったという話をしたと思います。



え、ま、その時は皆さんからたくさんの励ましのメッセージをもらって、そして自分自身の中でも、気持ちを切り替えることができて、「いやいや、私にもファンがいる。私は私らしくやっていけばいいんだ」と皆さんに感謝する気持ちを持てて、気持ちを切り替えることができて、season1まで終わることができたんですよね。そして、今も、今日も元気良く、season 2を録音しています。



ただ、私だって、よくよくあります。他の人と比べちゃう。あのう、こんなことがありました。これは8月か7月の私のInstagramのライブの出来事ですね。ある方が私と話したいと言って、手を挙げてくれて、ま、一緒にちょっとだけ話したんですよね。その方は私のポッドキャストを聞いてくれている、そして、あの、日本語の勉強ね、約半年しかしていない。でも、本当に上手に私と会話できたんですね。そのライブを見ていた私の生徒さんが、私とのレッスン中に、「いや、あの生徒さん、6か月であんなに話せるようになるんですか?あー、僕は全然ダメだ」みたいな感じで、びっくりした、ま、びっくりしている、落ち込んでいたんですよね。



同じようなことが、私のポッドキャストクラブでもあったんですね。え、他の生徒さんは、自分自身より、短い勉強時間なのに、ものすごく上手に話せる。私はそんなことがないと落ち込んでしまったんです。これはみなさんよくあることだと思うんですよね。でもね、考えてみてください。人それぞれ勉強している環境とか、生活のパターンって違うじゃないですか、ね。たとえば、フルタイムで仕事をしていて、ね、子育てもしている人が、何時間も一日勉強できませんよね。あと、たとえば、今たまたま、仕事をしてなくて、たくさん時間があって、たくさん勉強できる人もいるかもしれないじゃないですか。



あのう、私は勉強方法、これが一番っていうのはないと思うんですよね。確かに有効的な、より効果的な勉強方法はあると思うんです。ただ、みなさん、それぞれの生活環境が違いますから、かけられる時間も違います。なので、ぱっと見た目で、うわ、この人、日本語が上手という見た目で、自分の能力と比べたら、絶対ダメなんですよ、みなさん。ね、だから、比べると本当に不幸になります。みなさん、不幸にならないでください。落ち込まないでください。皆さんの自分自身の目標や楽しみを見失うことをしないでください、と私は言いたいんですね。



さて、話をちょっと前に戻したいんですけれども、私はランキングの数字を見て、落ち込んでしまったと言いましたよね。数字とか順位というのも、目に見てわかりやすいデータですから、落ち込みやすいものなんですね、ただ、私、思ったんです。なんで感謝できないんだろう。私は前にも話しましたけれども、去年ポッドキャストを始めた時、最初の3か月、6か月、本当にリスナーさんの数が少なかったんです。今、みなさんそれを信じてもらえないと思います。皆さん「のりこさんのポッドキャストは有名ですよね」と言ってくれます。最初はそんなこと、ありませんでした。最初はゼロからのスタートなんですよね。で、やっぱり数字が出てくるから気になります。あ、今日は何人増えた。YouTubeのビデオだってそうですよ。ね、Instagramだってそうです。あ、今日はフォロワー数が何人増えた。今日は下がった。上がった、下がった、数字で気になり、数字が気になります。



でもね、結果って後からついてくると思うんですよね。これを言ってくれたのはTeppei先生なんです。Teppei先生はもう長くポッドキャストを続けています。ね、私に最初にアドバイスしてくれたこと、多分Teppei先生覚えてないと思うけど、結果はあとからついてくるんですよっていうようなことを私に話してくれたのを思い出しました。だから、やる、続ける、諦めない。そして、やっていけば、やり方がわかってくる。ポッドキャスト、私も最初は全然わからなかった。何が大切なのか、どうすればいいのかわからなかった。でも、続けた。すると結果が出てきたんです。いきなり、一気に結果が出てくることはありません。でも、自分が成長すれば、諦めなければ、数字などの結果は、後からついてくるんだということを学びました。



みなさん、そうなんですよ。一年前の自分と比べてください。今の方がきっと日本語のレベルがアップしているはずです。だから、みなさん書いてみてください。今年どんなことができましたか。できなかったことより、できること、できたことにフォーカスして、そして、ああ!やったという満足感を得てください。はい、ね、満足感、そして感謝の気持ちですよ。ね、私はたくさんの人が聞いてくれている。今でこそ、本当に感謝をしてみない、感謝をしています、皆さん、ありがとう、今日も聞いてくれてありがとう。



あと一つ大事なことを言いますね。みなさんの目的ですよ。目的、ゴール、ターゲットはなんですかっていうことです。日本語を勉強していて、いろいろな目標が、ゴールがあるじゃないんですか?ね、人によって、それも違いますから、そのゴールによって自分の勉強の仕方が変わってくるでしょう。だから、やっぱり他の人と比べるのは意味がないと思いませんか。うん、今、取り組んでいること、それは自分がやりたいこと、達成したいことに基づいているはずなんですよね。小説を読みたい、漫画を読みたい、そういう人は読むことを中心にしてるじゃないですか。すると、いっぱい毎日たくさん話している人と勉強方法、違うでしょう。やり方が違うでしょう。楽しみのやり方、楽しみ方、違うじゃないんですか。だから、その人と比べると意味がないと思います。



ま、でもね、辛くなる、悲しくなる、落ち込むことは誰にでもあるから、その気持ちをシェアするのも大切ですね。私のレッスンを受けている生徒さんだったら、レッスン中にそういう気持ちを私に話してくれます。私はポッドキャストでランキングをみて落ち込んだと、みなさんと、嫌な気持ちを、落ち込んだ気持ちをシェアしました。時には、正直にシェアしてみて、理解してもらうということも大切ですよね。うん、ま、でも、本当に私は思います。人と比べることは自分の幸せにはつながりません。



ただ、そう言っている私でも、私でも、今でも、比べることはよくあります。ね、本当にポッドキャストたくさんあるんですよ。皆さん、私は自分の勉強のために、他の先生のポッドキャストも聞いてるんですよね。聞くとね、やっぱり、うわ、すごいと思います。この人はなんで、こんなに上手に話せるんだろう。いいトッピングで話すな、とかね。うわ、これは新しいアイデアだ、うらやましい。なんでこんないいアイデアで話せるんだろう、そう思います。ね、でも思うだけで、思うだけで、なるべく自分と比べないようにしています。



ということで、私は今日とても真面目な話をしてみました。私の生徒さんに話したいんです。諦めないでね。今まで一緒に頑張ってきたじゃないですか。疲れた時にはちょっと休んで、そしてまた、楽しく幸せに日本語の勉強してほしいなと思います。それでは今日はここまでです。


Special Thanks go to Tinh トランスクリプトを作ってくれました。Thank you!

Japanese with Noriko

A fully qualified Japanese teacher and also the creator of the Japanese podcast, LEARN JAPANESE WITH NORIKO.

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