188.ダサい制服

皆さんこんにちは、日本語の先生のりこです。今日は4月11日です。今録音している日は4月11日。ようやくね、私が住んでいる北アイルランドにも春が来たかなっていう感じなんだけれども、なんか冷えているんだよね、冷えています。4月11日で今、朝の8時46分ね、8時46分。そして気温、ちょっと今気温チェックしますけど、外は今日は曇り、5度です。はい。だから、朝冷えるんだよね。5度だから、あの、はい、やっぱり、私ね、寒がりだし、冷え症だし、まだUniqloのヒートテックを着ています。本当に暖かい日にはいつ来るんでしょうか。


最近ね、Instagramでとても嬉しいメッセージをいただいたんですね。この方は詳しくは言いませんけど、以前たくさん日本語の勉強していたけど、何か、事情があってちょっと辞めちゃったそうなんです。でも最近になってまた少しずつ日本語の勉強をやり直しているっていうことなんですね。で、日本語の勉強を辞めてしまって、でも今やり直ししながら気づいたこと、それは以前ものすごく勉強していた時に覚えていた単語とか文法とか漢字を忘れちゃった。だから、ああ!決して辞めずに続けないといけないんだな、辞めないことが大切なんだなと思いましたってということで、今もう一度やり直しの勉強を頑張っているんだよっていうメッセージをもらったんです。で、その中のやり直しのルーティンとして私ののりこさんのポッドキャストをいつも聴いています、と。はい、ありがとうございます。


そういう方ね、結構いるんですよね。あの、昔、勉強していました、で、何か人生の中で色々なステージがあるじゃない、仕事が忙しくなったとか、結婚して、子供ができて育児が忙しかったとか、何かの色々な事情があって理由があって日本語の勉強を辞めちゃった。そんなことがあると思うんです。仕方がない、で、何かのきっかけでまた勉強し直して、その、し直す時の勉強のルーティンの一つが私のポッドキャスト。そういう方ね、結構いるんですよね。そういうメッセージをいただくと本当に嬉しいです。


そして、私のポッドキャストは内容はあまり・・・薄い、あまり内容はないかもしれないんだけれども、数だけは多いじゃない。Season1は365あるしSeason2もかなり数が増えてきましたよね。数はたくさんあるので、皆さん聴くことはたくさんできると思うんです。そして、やり直しの意味でもですね、Season 1から聴くとですね、私と一緒に日本語の勉強、日本語の旅を続けている気持ちになれると思う。そんなポッドキャストになっていると思うんですね。なので、私は皆さんがどんな理由でどういう状況で日本語の勉強をしているのか分かりませんけれども、その、やり直しをしているんだよ、もう一度日本語やっているんだよっていう方にもメッセージを届けたいですね。続けましょう。少しずつですよ少しずつ。長距離マラソンですから。一気にやったって無理です。少しずつ少しずつ毎日、コツコツコツコツやって行きましょう。


今日のテーマは制服です、制服。皆さん、皆さんは学生の時、小学校、中学校、高校、制服がありました?私は日本人ですから、もちろん小学校、中学校、高校いつも制服がありました。ダサい制服だった。特に高校。私の通った高校の制服は当時ね、もちろん昔々の話ですよ。当時倉敷市内でもう、第・・ワースト1番、ワースト2番ぐらい、悪い評判の制服でした、ダサい。あの高校の制服はダサいと評判、悪い評判があった高校に通っていました。はい、あの、小学校、中学校の時には制服が可愛いとか、結構そんなことどうでもよかったです。私、全然。あの、校則もその当時厳しかったしね。あの、全然制服が可愛い方がいいとか思ってなかったんだけど、やっぱり高校生ぐらいになるとちょっとファッションに興味が出てくるじゃない。でも本当にダサい制服で嫌でした。そんな思い出があるんだけれども。


先日ね、私のコミュニティJapanese Togetherの中のDrop-In Conversation Classでディスカッションのクラスをしたんですね。で、この時のテーマは制服でした、制服について。例えば、制服を着ることについて、どう思いますか。学校の制服を着ることの利点は、いいところね。学校の制服を着ることの欠点は、悪い点は。そういうことで、皆さんの意見をディスカッションして、意見交換をするというクラスをやったんですね。このような、超・・・中級以上向けのディスカッションのクラスは定期的に私のコミュニティの中でやっていますので、是非コミュニティに興味がある方は参加してみてください。本当に毎週色々なmeet-upがあるんです。


で、制服について話したんですが。その時にですね、私はある記事を見つけたんですね。これはインターネット上にある記事なんですけど。この記事はですね、2021年の内容です。ちょっと古いです、2021年。この時に、この会社はですね、インターネットで調査をしたんですね。調査の対象は全国の高校生の男女1099人、1099人。その1099人に学校の制服の良い点を聞いたそうなんです。良い点ですよ、利点ですね。はい、回答、ナンバーワンの回答、意見、58%のその答えた高校生の考える学校制服の良い点、何だと思いますか。


一位は「毎日の服装に悩まなくていい」でした。そうだよね。私もそれは本当に制服のいいところだと思います。私服だったら、なんかこっちで、このスカートとこの上ね、トップスでとか、このズボンでこのトップスで、・・・なんか、ちょっと組み合わせを悩んじゃたりして、時間がかかるかもしれないじゃない。制服はパターンが決まっているから毎日、特に朝起きてすぐに制服を着て、時間の短縮ですよ。時短になります。毎日の服装に悩まなくていいというのが一番大きな答えだったんですね。


そして、2番目は56%、これもほとんど多い答えなんですけど、制服の良い点、第2位の意見、「学生らしく見える。」「学生らしく見える。」そして、第3位は35%、「どこの学校の生徒か一目で分かる。」「どこの学校の生徒か一目で分かる。」これね、本当に面白いと思ったんです。学生らしく見える。高校生らしく見える、もちろん、制服を着ていれば学生ですよ。大人じゃない、社会人じゃない。そういう意味で社会の中でなんか安全性が保たれるかもしれませんよね。そして、どこの学校か一目で分かる、あ、この制服はなになに学校の制服だ。これも本当に面白い考え方ですよね。で、そこで、このディスカッションのクラスの中で出てきた言葉を紹介するんだけど、帰属意識、制服は帰属意識を生み出すのに役立ちます。面白いですね。はい。帰属意識、このグループの中の一員だよっていう気持ち、sense of belonging、このグループのメンバーなんだよっていう、帰属、この意識、帰属意識が高まる、うまく説明できなかったけど。そういうのも制服にはあるかなと思ったんですね。


そして次の回答ですね、この調査の回答は31%、「服装による個人差が出なくていい、平等である。」、これも制服のいい点の一つかもしれません。もちろんね、プライベートの私立の学校の制服は高かったりします、日本でも。なので制服にお金をかけるのはちょっと大変だという意見も逆にあるんだけれども。公立の学校で、そんなに高くないし、いつもいつも同じじゃないですか。はい、そして皆同じ服を着ますね、なので見た目で「あ!お金持ちの子供、貧乏の家の子供」、貧富の差が分かりにくい、社会的身分が分かりにくい、それが制服の良さだ。皆、同じ。


でもここで悪い点が出てくるんですよね。これもディスカッションのクラスの中でメンバーさんがディカッションをしてくれました。皆同じっていうのは逆にどうなんですか。例えば、皆同じっていうことで例えば、そうですね、創造性、創造性とか、うーん、個性が育たないんじゃない。私服っていうのは、ファッションだから、そのファッション、色々選ぶことでその人の個性が育つかもしれないじゃない。自分のスタイルが作れないよね。それが制服を着ていることの悪い点かもしれないという意見も出たんです。


皆さん、色々な意見があるね、本当に。あの私、個人的な意見は制服、実は賛成派なんですね。あの、悪くはないと思います、本当に。やっぱり朝簡単っていうのはね、朝の準備が早いというのはすごく魅力的な点だと思うんだよね。ただ、制服ってやっぱりバリエーションがまだまだ少ないから、その、天気とか、季節に合わせたバリエーションがなかなか出来ないんですよね。そしていまだになんかよく分からない、日本ではよく分からない校則、制服についても、ついての校則も多いからそういう面では日本の学校もどんどん変わらなきゃいけないのかなって思っているんですよね。


ただただ最近のニュースでよく見るのは、高校なのかな、日本の高校のルール、校則もずいぶん変わってきていて。そして、校則じゃない、学校の制服、ごめんなさい、制服のバリエーションも増えている、そういう学校も増えてきている、少しずつ。例えば、あの、女性の人が女性の生徒がスカートじゃなくてもいい、ズボンも選ぶこともできる。そういう選択肢、バリエーションが増えているというニュースを聞きました。それはいい傾向かなって思うんですね。


なぜなら、私は制服の時ね、あの、ずっとやっぱりスカートでしたよね、もちろん私の時代は。で、私服はスカート本当に嫌いなんです、私、本当にズボン、ずっとズボン、ズボン、ズボン、ズボン。だから、制服でスカートを着るのは本当になんか快適じゃなかったんですよね、すごく嫌でした。しかも私は中学校、高校と自転車通学で、スカートだとですね、自転車で風がヒューってこうなびくと、スカートがフワーっとめくれちゃって。なんかすごく快適じゃないんです、嫌な感じなんですよね。本当に、あの、ズボンが履きたかったですね。


なので、今そういう、なんか、あの色々な制服のバリエーションが増えてきている、そういう学校が増えてきているというのは、いい傾向かなと思ったんです。それでは皆さんはどう思いますか。もう一度ね、質問をちょっと繰り返します。制服を着ることについてどう思いますか。制服を着ている学校に行ったことがありますか。制服のいいところ、悪いところは何でしょうか。学校の制服を着ることで社会的な格差、身分を小さくできると思いますか。学校の制服は個性をなくすと思いますか。皆さんが学生にもう一度戻るとしたら制服を着たいですか、着たくないですか。皆さんの意見を聞かせてください。


それではこのようなディスカッションのクラスね、Japanese Togetherで定期的に やっていますので是非是非Japanese Togetherのメンバーに興味ある方はチェックをしてみてください。今日は以上です。


Japanese with Noriko

A fully qualified Japanese teacher and also the creator of the Japanese podcast, LEARN JAPANESE WITH NORIKO.

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