52.案ずるより産むが易し
皆さん、こんにちは。今日はですね。私のPatreonのポッドキャストクラブのメンバーが話してくれたことわざについて話したいと思います。そのクラブの時にはですね。皆さんが好きな、とか、知っていることわざを紹介してくださいというトピックで話していたんですよね。この生徒さんが話してくれたのは「案ずるより産むが易し」、「案ずるより産むが易し」ということわざでした。
皆さん、聞いたことがありますか。意味はね、何か物事を始める前はいろいろとあれこれ心配をするもんですけれども、実際にやってみると案外簡単だったね、案外たやすくできたねという意味なんですね。
これは出産に関係があるんです。「産むが易し」、産む、赤ちゃんを産む。出産する前は家族も本人もいろいろな人も「ああ、大丈夫かな」いろいろと心配することが多いんですけれども、意外と出産が終わって、無事に赤ちゃんを産んだ。終わってみると、ああ!難しくなかった。実際はそれほど難しくないという時に使われるそうなんですね。
あと、まあ、いろいろ調べてみると、ね、その起こっていないことを、まだやっていないことをいろいろ先に心配するな、そういう場面でよく使われるそうなんです。例えばですね、JLPT。12月に受けた人もたくさんいるかもしれません。難しかった、できなかったという人もいるかもしれないけど、中には、うわ!結構できたんじゃないっていう人もいるかもしれないね。受ける前、試験を受ける前は「ヤバい、全然勉強してねえ、やべえ、やべえ」、「大丈夫かな、もう落ちるかも」と思って心配していたけれども、案外試験はできた。ね。そんな時に「やー、案ずるより産むが易しだった」と言えるかもしれません。
あと例えば、何か新しいことに挑戦したい人がいます。でも、なかなか決心ができない。「あ、どうする。失敗したらどうする。上手くいかなかったらどうする」。そんな友達に「いやいや、まずはやってみるのがいいんだよ、案ずるよりは産むが易しって言うじゃない」と言ってみる。そういう風に使える、とネットでは書いてあります。
あの、私は意外と心配症なんです。嘘!嘘!って言うかもしれないね。あの、これね、物事によるんです。例えば、仕事、プロジェクト、こうやろう、必ずやり遂げる自信があります。なぜなら私はとても意志が強い。そして、細かい計画を立てて、その通りにやっていける人間なんですね。なので、仕事に関しては結構心配がない。ま、とりあえずやろう。そう思えるんだけれども、私生活で、プライベートなことで、意外と心配症なんです。しかも、まだ起きていない未来のことについて結構心配する。特にこの世の中、コロナのことで私は今まで、おかげさまで、コロナにはなっていないけれども、「え!どうする。なったらどうする」とか「家族がなったらどうする」とか、起きていないことをよく心配しているんですね。
いや、これはストレスです。よくない。よくないんですけどね。実際に起きてから、心配すればいいこと、実際に起きてから対応すればいいこと、たくさんあるんだけどね。私は意外と本当に未来のことについて結構心配することがプライベートで多いんです。皆さん、「案ずるよりも産むが易し」。
ということで、今年ね、新しい年になりましたから、まあ、何かどんどんやってみましょうよ。ということで、このことわざを紹介させていただきました。はい、今日は以上です。
Special Thanks go to Maria, トランスクリプトを作ってくれました。Thank you!