112. 靴を脱ぐという習慣

日本語の先生、のりこです! This is the Japanese Podcast. Let's Learn Japanese with Noriko and listen to Japanese every day. Instagram:https://www.instagram.com/norijpteacher/ Email: norijp.oshaberi@gmail.com I teach Japanese on ITALKI. https://www.italki.com/teacher/1856346/japanese Words: 肌寒い(はだざむい) 風(かぜ)がビュービュー吹(ふ)く 靴(くつ) 脱ぐ(ぬぐ) 玄関(げんかん) 裸足(はだし) 畳(たたみ) 和室(わしつ) 床(ゆか) 布団を敷く(ふとんをしく) 靴箱(くつばこ) 上履き(うわばき) 座敷(ざしき) 穴(あな) 家に上がる(あがる) 一段(いちだん)

皆さんこんにちは、日本語の先生のりこです。


今日私の住んでいるベルファストでは一日天気が悪いんですね。雨が降ったり止んだりまた降ったり。そして気温は16度だけです。ちょっと肌寒いんです。さらには風が強いんですね。風がビュービュー吹いています。一日中強い風です。風が強い日は本当に困るんですね。なぜなら私の家のインターネットのスピードが遅くなっちゃうんですよ。私はインターネットでSkypeで日本語を教えています。風が強い日はインターネットでSkype で日本語を教えていると、時々クオリティが悪くなったりするんですね。今日はそんな一日でした。


さて、今日のトピックは日本の習慣、靴を脱ぐについて話します、靴を脱ぐ。日本では外から、学校や会社から家に戻ってきた時に、玄関、家の入り口にある玄関で靴を脱ぎます。脱いで、スリッパに履き替えますね。これが普通の習慣です。


夏のとても暑い時なんかは、スリッパも履かないことがあります。そんな時は裸足で、またはソックスのままスリッパを使わないでソックスのままで家の中を過ごす。そんなこともよくあります。とにかく玄関で靴を脱ぎます。どうしてでしょうか。これは昔々の日本の古い家のことを考えればよくわかります。昔々日本の家は畳の部屋ばかりでした。もちろん今でも畳の部屋、和室がある家があります。例えば私の両親の家、両親の家は1つの部屋だけ畳の部屋です。あとは全部は木のフロア、床ですね。でも和室があります。昔々は畳の部屋がほとんどだったし、そこに直接座って食べたり勉強したりしていました。寝る時も同じです。畳の上に布団を敷いて寝ました。ですからベッドなんかなかったんですね。だから靴を脱がなきゃいけなかったんです。畳の上が汚くなっては、その上に布団を敷くことができません。ですから日本人は玄関で靴を脱ぐんです。


靴を脱ぐのは普通の家だけじゃないんですよ。例えば学校。小学校や中学校と言った学校、建物の入り口には、玄関のような場所があります。そこにはロッカーや靴箱があるんです。靴箱、靴を入れる箱。そこで靴を脱いで、靴箱に靴を入れて、上履きに履き替えるんです。上履きっていうのは家の中で、建物の中で使う靴のことです。ですから外で履く靴と、外で履く靴と、家の中、建物の中で履く靴があるわけですね。学校だけじゃないです。例えばレストラン、居酒屋や和食のレストラン、座敷があるところがあります。和室ですね、プライベートルームで座敷。もちろんそこに入る時にも靴を脱がなければいけません。


他には神社やお寺の中に入る時にも、建物の中に入る時にも、もちろん靴を脱ぐ必要があります。あとはですね、うーん、病院ですね、病院とか歯医者さんに行ってもスリッパがおいてあるところがあります。スリッパがあるとそれは靴を脱いでくださいというサインですよ。ですからどこかの家に行く、建物に入るスリッパを見たら、あ、靴を脱がなきゃいけないんだなって思ってください。


時々ですね、ま、私の面白い経験ですけど恥ずかしい話ですね、ソックスに穴があいてあることがありますね。でも、ま、捨てないで履いちゃう、使うことがある、でも靴を脱がないといけない時には、ね、気を付けてください。ソックスに穴があいてあるとちょっと恥ずかしいです。私はそんな経験をしたことがあります。ですから日本では靴ね、靴下、ソックスに穴があくと、うん、靴を脱いだ時恥ずかしいですから気を付けましょう。


最後にもう一つ面白い表現を紹介します。日本では家に上がる、家に入る。入るよりも上がるという動詞を使うことが多いんですね。英語ではEnter、入るという動詞を使います。家の中に入る、でも日本語では上がるを使うことが多いんです。なぜでしょうか。それは玄関、日本の玄関は、玄関と家の中がワンステップあるんですね。一段高くなっているんです。ですから玄関で靴を脱いでスリッパに履き替えて、上がる、一段上がる、ワンステップ上がる。だから家に上がるという動詞を使うことが多いんですね。これは日本の家のスタイルです、作り方。これも面白いですね。


それでは今日は日本の習慣、靴を脱ぐ、上履きを使う、スリッパを使う、そして家に上がる、家に上がるについて話してみました。また明日。

肌寒い(はだざむい)Unpleasantly cold

風(かぜ)がビュービュー吹(ふ)く the wind whistles

靴(くつ)shoes 

脱ぐ(ぬぐ)take off (shoes, coat etc)

玄関(げんかん)entrance hall in Japanese house

裸足(はだし)barefoot 

畳(たたみ)tatami 

和室(わしつ)Japanese style room 

床(ゆか)floor 

布団を敷く(ふとんをしく)lay out futon (on floor)

靴箱(くつばこ)shoebox 

上履き(うわばき)hallway slippers 

座敷(ざしき)tatami room 

穴(あな)hole

家に上がる(あがる)go up into house 

一段(いちだん)one step 


Special Thanks go to Donna & Maria. トランスクリプトを作ってくれました。Thank you!

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Japanese with Noriko

A fully qualified Japanese teacher and also the creator of the Japanese podcast, LEARN JAPANESE WITH NORIKO.

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