163.日本の夏、クールビズ
皆さんこんにちは、日本語の先生のりこです。
えー、日本はもう夏。とても暑くてじめじめしています。こんな夏の季節に、よく聞く言葉、クールビズ。クールビズについて話します。カタカナです。クールビズ、皆さんは聞いたことがありますか。
この言葉ですね、先日、私の日本語の生徒さんから出てきたんですね。
この生徒さんは、カナダ出身なんだけれども、東京に長く住んでいて、会社で働いているんです。今はコロナの時代で、自宅勤務をしているけれども、時々出張に行かなきゃいけない。
出張に行って、クライアントに会うときに、やっぱりビジネススーツを着て、ジャケットを着ているということだったんですね。でも、クールビズですから、夏の間はネクタイをつけなくてもいいという話だったんです。
さて、このクールビズってなんでしょうか。
これはですね、日本で2005年から始まっている、夏の省エネ、地球温暖化防止のキャンペーンの一つなんですね。
日本の政府が、特に、環境省、この環境省というのは、 Ministry of the environmentなんですけれども、 この環境省が中心になって行っているキャンペーンなんです。
一つは夏場のオフィスのエアコンの温度を28°にしましょうと言ってるんですね。28度というのは、けっこう高いです。つまり、これは省エネ。エネルギーの節約になるわけですね。
でも、ちょっと高めに設定するわけですから、いつものような服、ビジネススーツを着ていたら、大変です。ですから、この夏の間、もう少しカジュアルな服装で仕事をしましょう。涼しい服装、軽装、軽い服装で仕事をしませんかと環境省が言っているキャンペーンなんですね。
で、このクールビズの期間は、5月から約6ヶ月です。もちろん、これは決まりじゃないので、いろいろなルールが、会社によって決められます。ね、ですから軽装と言っても、やっぱりクライアントに会うときにはジャケットをつけたほうがいい。ね、半パンはだめ、ポロシャツはいいかもしれないけど、Tシャツはダメ。ま、いろいろなルールが会社によってあるようなんですね。
でも基本的には、ノーネクタイ、ノージャケットでいきましょう。ノーネクタイ、ノージャケットでいきましょう、と政府は言っているわけです。そして、このクールビズのキャンペーン、考えは、2005年から続いていますから、夏場のビジネスシーンでよく聞く言葉になってきました。
そして、ま、いいこと、いい考え方ですよね。オフィスのエアコンの温度を上げて、省エネする。その省エネが、いろいろなとこで行われると、地球温暖化防止につながるという考え方ですから、ま、いい考え方ではあります。
そして、日本の夏は本当に暑いです。じめじめしている。だから、なるべく軽い服装、軽装で仕事をする方が楽ですね。はい。ということで、このクールビズ、ノーネクタイ、ノージャケットという考え方は、本当に日本の会社で広がっています。
でも、でも、やっぱり、もう一度言います。会社によってルールがありますから、会社の規則に従わなければいけません。そして、たくさんの人が、大切なクライアントにある(shoud be 会う. I said wrongly)、大切な会議がある、そんなときにはやっぱり、きちんとした服装、カジュアルすぎてはだめだと考えています。
サンダルやスニーカーは、やっぱりだめですね。うん、ジーンズだってもちろんダメ。そういうオフィス・会社は、まだまだあると思います。
さて、私は、まあ、少しだけ日本の会社とイギリスの会社で働いた経験がありますね。日本の会社で働いていたときには、スーツまではいかないけれども、やっぱり真面目な服を着ていました。
そして、イギリスの会社は、私が働いた会社は、オンラインのショップの会社だったんですね。そこのマーケティングをしていたんですけれども、とてもカジュアルな会社で、普段は私はいつもジーンズでした。
ただ何か大きな会議でプレゼンテーションをする、そういう時だけ、ちょっとだけ真面目な服とか、ジャケットを着ていました。でも決して、ビジネス、ビジネススーツを着る機会がありませんでした。ですから、私は今、イギリスのこの家で、ビジネススーツはもっていません。
はい、それでは、今日は「クールビズ」という言葉について話してみました。
また明日。