169.日本のドラマ「ワカコ酒(ざけ)」

日本語の先生、のりこです! This is the Japanese Podcast. Let's Learn Japanese with Noriko and listen to Japanese every day. Instagram: @norijpteacher Email: norijp.oshaberi@gmail.com I teach Japanese on ITALKI.

皆さん、こんにちは。日本語の先生Norikoです。

今日は日本のドラマ、「ワカコ酒(ざけ)」について紹介します。

私は、先日、日本の映画「カメラを止めるな」について話しました。今日は日本のドラマです。

「ワカコ酒」。

もちろんこのドラマについて知らなかった。私の生徒さんから教えてもらったんですね。この生徒さんは、日本のお酒・食べ物が大好き。そしてこのドラマは、日本酒や居酒屋が舞台になっているお話なので、とても面白いということだったんです。なので私はちょっと調べてみて、第一話だけ見ました。

私は実は、日本酒あんまり好きじゃないんですね。皆さんも知っているように、私が一番好きなお酒は、ウイスキーなんです。だから、日本酒、あんまり飲まないし、詳しくない。

でも、もしみなさんが、お酒が好き、日本酒が好き、日本酒について知りたいと思ったら、この「ワカコ酒」というドラマ、お勧めです。


さて、この「ワカコ酒」、もともとは漫画です。原作は漫画。「ワカコ酒」という漫画があります。そしてそこから、テレビドラマになりました。え、ウィキペディアによると、最初のシリーズ1 が出たのは、2015年。

さらには、テレビアニメ化もされているそうです。今年ですね、今年は、シーズン5もできました。つまり、シーズン1からシーズン5まで、長く続く人気のテレビドラマのようです。

さて、主人公のワカコさん。設定では26歳、OLです。会社員。仕事が終わって、居酒屋で一杯飲む。おいしい料理と一緒に、日本酒を一杯飲んで家に帰る。それが楽しみで、趣味で、大好きなワカコさんなんですね。

そして例えばですね、第一話のドラマの一番最初の部分に、ある文章が出てくるんです。とても面白いのでそれを読んで見たいと思います。

村崎わかこ26歳

酒飲みの舌を持って

生まれたがゆえに

今宵も居場所を求めて

さすらう

女ひとり酒 (Sorry!I said,女のひとりたび in the audio)


面白いですよね。私がまず面白いなぁって思ったのは、女のひとり酒です。ね、サラリーマンね、日本のサラリーマン、男性で、仕事が終わって、同僚と一杯飲みに行く、そういうイメージはとても強いけれども、かわいい若い女性が、26歳の会社員の女性が、1人で居酒屋に行って日本酒を飲む。私はあまりイメージがなかったんですね。面白いなぁって思いました。

もう一つのポイントは、このワカコさん、酒飲みの舌を持っているっていうことなんですね。舌・ベロ・した・tongue。ね、ですから、ワカコさんは、お酒の違い・味がわかる女性なんですね。素敵です。

毎回居酒屋でおいしい日本酒を飲んで、そして日本酒に合う料理を頼んで、そして、食べながらいろいろコメントをするわけなんですね。それがとても面白い。ユニークなドラマのようです。

そして、もう一つドラマで面白いのは、実際にある、東京とか、実際に存在する居酒屋でドラマを撮影しているそうなんですね。ですから、第一話では、焼き魚の鮭(シャケ)が出てくるんですね。ワカコさんは、脂ののった鮭を注文するんです。

この鮭の居酒屋は実際に東京にあるのかな。ドラマの最後の部分に、撮影をした居酒屋が紹介されます。そしてそこで飲んだお酒が出てくるんですね。それも紹介してくれる。ですから、お酒が好きな人、日本酒が好きな人にはたまらないドラマだと思うんですね。

そして主人公のワカコさんは、とてもおいしそうに料理を食べて、お酒を飲むんです。私はこの第1話しか見てないけれども、ま、これを見たら、居酒屋で焼き魚が食べたい!この鮭、美味しそう!脂のってる!美味しそう、食べたい!そう思いました。

うん、私は日本酒で、ね、日本酒はあまり飲まないけれども、ワカコさんの飲みっぷりが気持ちいいんですね。おいしいお酒を飲んだときに「ぷしゅー」って言うんです。

ふ、これね、わたし、どうして「ぷしゅー」って言うのかわからないんだけど、ワカコさんの独特な、ま、「おいしいわ、これ。いけるー!」みたいな表現なんでしょうね。え、口癖で、お酒、おいしいお酒を飲んだときに、「ぷしゅー」って言うんです。うん、なんだか変な言葉なんだけれども、それが彼女のキャラクターなんです。

このように私はよく生徒さんからね、「これ面白いですよ、ドラマ見てください。オススメです」とか、ドラマだけじゃないね、映画だったりアニメだったり、いろいろ教えてもらうことが多いです。

さて、日本酒には、熱燗(あつかん)と冷酒(れいしゅ)がありますね。熱燗っていうのは温めて飲む温かい日本酒。冷酒っていうのは、冷たい。冷たく冷やして飲む。どちらがいいですか。人によって好みが分かれるところです。もしかしたら食べる料理に合わせて、熱燗か、冷酒で飲むのか、ま、変わる人もいるかもしれませんね。

そしてこのドラマを見て、ある1つのことを思い出しました。それについて、最後に話してみたいと思います。

私の亡くなったおじいちゃんの話です。

え、私のおじいちゃんは日本酒が大好きな人だったんですね。おじいちゃんは、私が小学生の、何年生だったかなぁ、3年生か4年生。とても小さい時に、癌(がん)で亡くなりました。だから、あんまりおじいちゃんと何かをしたという(記録はI said this wrongly)記憶は残ってないです。

え、でも、今でも覚えているのは、日本酒をよく飲むおじいちゃんだったっていうことですね。熱燗を毎日のように飲んでいました。そして魚が好きだったんですけど、おじいちゃんは、魚を食べながら、いつもほとんど毎日家で、日本酒の熱燗を飲んでいたんです。

だから、おじいちゃん、おばあちゃんの家に行ったら、おじいちゃんが あ、ま、熱燗を飲んでいる、そのイメージが私の頭の中にあります。

はい、それでは今日は、とてもユニークな日本のドラマ、原作は漫画です、「ワカコ酒」を紹介してみました。ぜひチェックしてみてください。じゃあまた。

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Japanese with Noriko

A fully qualified Japanese teacher and also the creator of the Japanese podcast, LEARN JAPANESE WITH NORIKO.

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