178.着物について
皆さん、こんにちは。日本語の先生Norikoです。
今日は韓国のリスナーさんから、リクエストをもらいました。着物について話してくださいということなので、着物について話してみたいと思います。
先日の私のエピソード「誕生日の祝い方」の中でも少し言いましたね。
私は20歳の時、20歳(はたち)の時、成人式というセレモニーで着物を着ました。日本に行けば、みんながみんな着物を着ていると思っている人が、もしかしたらいるかもしれない。でも、そんなことはありません。
昔、昔、昔、ね、侍さんの時代だったりすると、着物は普通の服。日常着だったんですね。普通に毎日着ている服でしたけれども、今では、そんなことありません。何か特別な時に着るのが着物です。
例えば、どんな時か。20歳の成人式のお祝いの時に着る。または結婚式に着る。卒業式もあるね。大学の卒業式なんかも、着物を着て出席する人がいます。こういう特別な時にだけ着物を着る。けれども普段はほとんど着ることがありません。
ね、そして、今、着物はとても高いものなんですね。ですから、毎日日常的に着るっていうのは難しい。ね。そして自分で着物を持っている人も最近は少ないと思います。
というのも着物のレンタルサービスがやっぱりあって、ね、自分で買うのは高いけれども、そういう特別な日に、特別な時に着る。だからレンタルでいい、という考え方も、もちろん多くなりました。
え、さて、着物には、大きく分けて、大きく分けて、え、3つの種類があります。1つは浴衣。皆さんも知っていると思います。夏に着る、生地が薄い夏用の着物ですね。え、これは浴衣。
花火大会の時に着たり、夏、夏祭りに行く時に着たりする浴衣。かわいいですよね。最近のデザインはほんとにいろいろなデザインがあって、若者もたくさん夏になれば浴衣を着ます。とてもかわいいと思います。これが夏用ですね。
または、旅館、ね、老舗の温泉旅館なんかに泊まれば、パジャマの代わりに浴衣があります。浴衣で、温泉に入ったあと、浴衣を着て過ごすんですね。ですから、日本風の旅館に泊まれば、浴衣を着るチャンスがあります。
え、浴衣の他には、振袖(ふりそで)というものもありますね。振袖、これはですね、結婚していない未婚の女性が着る着物の名前なんです。
そして、留袖(とめそで)というのがあります。留袖というのは結婚している、既婚女性のための着物なんですね。ですから、既婚している女性(it should be 「結婚している女性」)と未婚の女性によって、着物の名前が変わるっていうのも、とても面白いと思います。
そして未婚、結婚していない女性が着る振袖は、さっきも言った20歳の成人式の時に着たり、友達の結婚式に招待された、その結婚式のために着物を着るっていう時なんかは、振袖になるんですね。結婚していない時。うん、そして、特徴は、袖の部分が長いんです。多分ね、約1メートルくらいあると思います。それが振袖の特徴です。
え、留袖、ね、既婚している、ま、結婚、ごめんなさい、結婚している、既婚女性のための着物、留袖はもっとシンプルです。デザインも形もシンプル。でもフォーマルな場面ね、もちろん着ますね。
え、例えば、伝統的な考え方でいえば、日本人女性が結婚する、ね、その結婚するときには留袖を買って、それを結婚した家にもっていくっていう習慣がありました。
私の母はですね、やっぱり結婚したときに、その留袖をね、え、買って、そして持っていったそうなんですね。ま、でもほとんど着ることはなくって、たんすの奥の方にしまってあるらしんですけれども。
私はイギリスに来て、イギリスで結婚しました。え、その習慣は、私の中では、え、ま、必要ないなと思ったので、私は留袖は持っていません。ね。このように振袖、留袖という着物の種類があります。
あとですね。着物のバリエーションとして、袴(はかま)というのもあるんですね。これは着物の腰から下の部分がパンツみたいになってるんです。ズボンみたいになってる。なので上下に分かれたセットなんですね。これが袴。
これもですね、よく大学生が卒業式なんかに着ますね。うん、下が、ズボン、パンツになっているので、歩きやすい、動きやすい着物のバリエーションが袴になります。
え、どうでしょうか。私は人生の中で本当に2回しか着物を着たことがないので、ま、振袖ですね。振袖は2回だけです。成人式の時と友達の結婚式に行った時に着ただけですね。
え、あと浴衣はもちろんあります。夏祭り、花火大会に行く時に、浴衣を着た。また旅館に泊まった時に浴衣を着た経験はありますね。うん、それ以外では着物を着た経験がありません。ほとんどないですね。
え、ですから着物について、実はあんまり詳しくないです。そして着物を着るのはとても難しいんですね。専門的に、着付けを勉強した人だけが、上手に着ることができるんです。
ですから日本には、着付け教室っていう、着物の着る、着方、着方を勉強する、特別な先生とコースがあったりします。
え、私は振袖を着たときに、ね、もちろん自分で難しくて着ることはできなかったので、そういう着付けのできる先生にお金を払って、着せてもらいました。うん、面白いですね。
今でも、そういう先生にお金を払って着付けをしてもらったり、あと美容院ですね。髪の毛をセットしてもらうのと同時に、着付けもしてあげますよっていうサービスができる美容院もあります。
うん、面白いですね。はい、それでは今日は着物について話してみました。また明日。