183.レジ袋有料化
皆さん、こんにちは。日本語の先生Norikoです。
皆さんも日本のニュースで見たり聞いたりして、知っている人もいるかもしれません。日本では今月の7月の1日から、レジ袋の有料化がスタートしています。
レジ袋っていうのは、買い物をしたときにスーパーでもらえる、プラスチック製の買い物袋のことですね。
今までは無料だったんです。何枚でもただでもらえました。でも7月1日から有料化、お金がかかるようになったんですね。
ま、政府は、プラスチックのゴミを減らしたい。削減したい。だから、このプラスチック製の買い物袋、レジ袋の有料化をスタートさせたそうです。
皆さんの国ではどうですか。レジ袋、まだ無料ですか。有料ですか。
私が住んでいるイギリスでは、もうだいぶ前、数年前から、このレジ袋の有料化が始まっています。
始まった当初は、とても混乱があったようですね。お客様からたくさん苦情があったみたいです。
今まで無料だった、タダだった、ただのプラスチックバックに、どうしてお金を払わなきゃいけないんだ。
そういう文句を言っている人もたくさんいたようですが、数年経って今では、本当にレジ袋の有料化は当たり前のことと思われるようになっています。
え、誰もが多分、みんな、ほとんどみんなですね、エコバックを使っていると思います。私自身も、レジ袋が有料化されてから、エコバックを使っています。マイショッピングバッグですね。
でも全然ね、おしゃれなものでもないんですね。私のエコバックは、スーパーのチェーン店、Tescoで買った、ま、大きい袋ですね。それを3つぐらい持っています。
私たちは、週に一回だけしかスーパーに買い物に行きません。いつもその時まとめ買いをするので、ま、大きいエコバック、Tescoって書いてあるエコバックを、3つぐらい持っていって、まとめ買いをして終わりですね。
あと、ま、時々他のお店に買い物に行く時は、折りたたみができる、ま、サブバックっていうのかな、エコバックを常に持っていって、プラスチックバックにお金を払わないように、自分のショッピングバックを使うようにしています。
私の中では、もうそれは全然普通のことなので、問題ありません。
でも私が思うのは、このレジ袋を有料化しても、結果的に、プラスチックゴミの削減になるんでしょうか。みなさんはどう思いますか。
日本に関して言えば、プラスチックバックを使うのは、スーパーだけじゃないですね。あらゆるいろいろな店で、ま、レジ袋としてショッピングバックをもらうことができますね。
ま、それが有料化(に)なったとしても、この地球上に数多く、もうすでに存在しているプラスチックを減らすことができるんでしょうか。
え、日本ではコンビニがたくさんありますね。コンビニでよく売られて、そして人気のある商品は、ペットボトルの飲み物ですね。このペットボトルも、もちろんリサイクル、リサイクルをすればいいんですけれども、ゴミになります。
日本では、まだまだたくさんペットボトルが売られている。ペットボトルの飲み物が売られています。
1つ面白いエピソードをします。
私は、ま、以前会社に勤めていたときに、え、時々、マイボトル、お水を入れて、またはコーヒーを入れて、自分のボトルをもっていくことがありました。
でも、忘れちゃうこともあって、あー忘れちゃったっていうときには、ま、お店で買ったペットボトルの飲み物を会社に持っていっていたんですね。
え、そんな時、ある日ですね。同僚が私に言ったんです。「のりこ、ペットボトルなんか使っちゃだめだよ。マイボトル、マイボトルを使わなきゃダメだ」ってね、結構注意されたんですね。
その人は、環境に意識が高い、ね、エコな人なわけですね。
私はそんなこと直接言われてびっくりしたんですけど、でも、ま、そのとおりだなぁと思ったんです。自分でマイボトルあるんだから、忘れないように持ってこなきゃ。マイボトルを使おうって、その時本当に強く感じました。その同僚のおかげですね。
ですから、今でも時々ですね、ペットボトルの飲み物を買うことがあります。もちろんゼロじゃない。でも、自分で何か散歩しに行く、歩きに行く、外に出かけるときには、マイボトルを持つようにしています。
でも、また質問ですね。このマイボトルを持つことで、ペットボトルの数が減らせるのかどうか。
1人の人が頑張ることで、意味があるのかどうか。
そう質問する、思う人もいるかもしれない。
でもね、やっぱり一人一人そうしないと、始めないと、何も変わらないと思うんですね。もし皆さんが、毎日毎日ペットボトルを買って、その飲み物を飲んでいるんなら、ちょっと考えてみてください。
もしかしたら、それは地球にとって大きなダメージになっているかもしれません。
ね、お金を出してでも、マイボトルを持ってみませんか。
いろいろな種類のマイボトルがあるね。ぜひマイボトルに水を入れて、飲み物を入れて持ち歩く習慣をしてみましょう。
今日はレジ袋有料化、そして、エコバック・ショッピングバッグ、え、さらにはペットボトルについて簡単に話してみました。
はい、それではまた。