292. キメハラ!
皆さん、こんにちは。日本語の先生のりこです。
先日見始めたネットフリックスUKでの鬼滅の刃、日本のアニメですね。もう全部見ました。見終わったけれども、話はもちろん終わっていないよね、続くんだよね、続きが気になるんですよね。
私はイギリスに住んでいるから、映画も、まだ見られないし、ね、この劇場版、映画版、「鬼滅の刃無限列車編」、イギリスで見られる日はいつになるんでしょうか。そして漫画を読めばいいのかなと思ったけど、うーん、どうしたらいいんだろう。続きが気になる、今日この頃です。
さて、私もとても楽しんだ鬼滅の刃、アニメだったんですけれども、今日はこの鬼滅の刃から出てきた言葉「キメハラ」について話します。キメハラ、これはですね、「鬼滅の刃ハラスメント」、またまたハラスメントですね。日本人って何でも言葉を作るね。キメハラ、どういうことなんでしょうか?
日本では漫画、アニメと、鬼滅の刃は人気になって、そして昨年の年末ですね、映画が公開されて、無限列車編は本当に大人気の映画となりました。そこで出てきたのがキメハラ。これはですね、いろんな人が、鬼滅の刃、映画ね、「まだ見ていないの?見た方がいいよ。見ようよ」と押し付けてくるプレッシャー、ね。
あと、みんなが楽しい、楽しい、面白いと言っていて、でも実は嫌いな人、楽しくない、興味がないと思っている人だっていますよね。でも、そんな雰囲気だから、「鬼滅の刃なんか別に興味がない」と他の人に言えないような雰囲気がある、ね。あと見たけれども、楽しくなかった。私は全然楽しいと思わなかった。でもその意見を話すことができない。そういう雰囲気、プレッシャー。これが鬼滅の刃ハラスメント、キメハラだそうです。
まぁね、皆さん、許してあげてくださいよ。人にはね、好みがありますから、ね。私は楽しかったけれども、やっぱり中には興味もない人だっているでしょう。それをね、やっぱり押しつけるのは良くないですよね。何でもね、その時に流行っているからって、それを見る必要もないし、見たくなければ、見なくていいんですよね。
でも、この鬼滅の刃、本当に人気になってしまって、たくさんの人が、学校や会社で友達と会話をしている。鬼滅の刃について話をしている。でもやっぱり興味のない人は、やめてほしい。また自分が好きだからといって、本当に面白いから、面白いから見た方がいいよ、この他のアニメより、この映画より、めっちゃよかったよ、って言うのも、気をつけたほうがいいよということでした。
うーん、まあね、前回のエピソードの、前のエピソードで、ハラスメントについてたくさん話したけれども、色々なハラスメントがあります。これは本当に受ける側の気持ちもあるよね。人によっては、別に笑ってハハハと済むこともあれば、いや、いや、私にとって、とてもプレッシャー、嫌だった、もうやめてほしい、ってハラスメントと感じてしまうこともあるから、人によって感じ方が違います。非常に難しいことだと思ったんですね。
まあね、私もハラスメントと思ってないけど、まぁ、私の色々な生徒さんからね、これが良かったですから見てください、これはめっちゃめっちゃいいと言われること、ありますね。
ま、でもね、興味があったら見ます。でも興味がなかったら本当に見ないですね。でもそこを、えー、なんで見ないんですか?って聞くと、それはちょっと失礼かな、と私は思いますね。えー、ですので、あの、私はポッドキャストで今まで色々おすすめしたり、自分が好きだったものを話しますけれども、これはね、あくまでも私の意見ですよ。
ですから皆さん、ハラスメントだと思ってしまったら、お詫びしますけれども、あの、興味があったら、読んでください、見てください、チェックしてみてください、ぐらいの軽い気持ちで聞き流してくれると嬉しいです。
まあ、まあ、でも、私は鬼滅の刃は好きでしたから、もしシーズン2ができたら、見るつもりだし、映画も、もしイギリスで見られるなら、ぜひ見てみようと思っています。
ということで、今日はこの社会現象ですね、もう本当に去年、いろんなところで、今でもかもしれないけれども、人気の鬼滅の刃、社会現象となったことから生まれた、キメハラについて話してみました。
やあ・・・いろんな言葉あるね、いろんな新しい言葉ができるね。
皆さんも、こんな、変な、面白い日本語を最近見つけました、勉強しましたってことがあったら、私に教えてください。面白かったら、またポッドキャストで話してみます。
じゃあ、またね。
好み(このみ)preference
社会現象(しゃかいげんしょう)social phenomenon
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