345. 丸坊主で謝罪!
みなさん、こんにちは、日本語の先生のりこです。今日はですね、面白い日本の記事について紹介したいと思うんですね。この記事を私に教えてくれたのは東京に住んでいるイタリア人の私の生徒さんでした。また、私のトランスクリプトのページにその記事のリンクを貼っておきます。記事は英語の記事なんですけれども、JapanTodayというウェッブサイトの中の記事なんですね。面白いんです。テーマは謝罪のために丸坊主にする。謝るために頭を刈って丸坊主にするという話なんですね。
これはですね、まず、記事について簡単に日本語で説明すると、あるところに日本人のシェフがいました、シェフ、料理人です。彼はたこ焼きを作る、たこ焼きを作るシェフなんですね。はい、たこ焼き、美味しいたこ焼きですよ。
ある日ですね、お客様から苦情をもらんです、苦情、文句。買ったたこ焼きの中に髪の毛が入ってた、髪の毛、どうしてくれるんだみたいな苦情をもらったわけですね。その苦情をもらって、もちろんこのシェフはショックでした。プロとして、ね、プロとして、シェフとして働いている、その自分が料理をしていた時に髪の毛が落ちてたこ焼きの中に入ってしまった。こんなこと許せない、ダメだ、謝るわけですね。この、謝る時に、このシェフはですね、男性ですけれども、丸坊主にしたんです。丸坊主っていうのはShaving head、頭の髪の毛を全部バリカンで切って、刈って、丸坊主にしたんですよ。
これね、時々日本であるんですよね。私がこれを聞いて、ちょっと思い出したのは、もう昔です、ずいぶん前に有名なアイドルが何か問題があって、それを謝罪するのに、謝るのに、丸坊主にしたっていうニュースがあったような、なかったような・・・・ありましたよね?多分あった。でも昔だったからいつのことか覚えていないんだけれども、そうなんですよね。
謝る、この本気で、真剣に謝ってるんだよ。だから許してくださいっていうのを見せるために、反省のために、丸坊主にするなんて、そんな国がありますか。私は、まあ、びっくりしました。シェフの、このね、男性の方、そこまでしなくてもよかったんじゃないのって思ったんですが、この話にはね、びっくりするようなオチがあるんですね。びっくりするような展開があるんですよ。
この丸坊主にしたね、シェフはお客様の家に行って、わざわざ直接謝りに行ったんですね。そして、お客様に謝って、お客様が、お客様に、その髪の毛の入ったたこ焼きを見せてもらうんです、するとですね、見せてもらったシェフは、そのたこ焼きを見て、気付くんです。あれ、これ、うちのたこ焼きじゃない。うちで作った、私が作ったたこ焼きじゃないっていうことに気が付くんですね。
つまり、お客様は違う店に間違って苦情を入れちゃったんですよ。そして苦情を受けたシェフは丸坊主にしちゃった。なんていう話でしょうか。なんか、気の毒ですよね。かわいそう。丸坊主になっちゃったシェフがかわいそうだけれども、私は笑ってしまいました。笑っちゃったよね。
まあ、まあね、これからの季節、日本は暑いから、髪の毛が短いほうがね、暑い台所で、キッチンで料理をするシェフにとっても、ね、これから楽かもしれない。楽かもしれないけれども、なんだかなあっていうね、面白い記事じゃないですか。あの、みなさん、何かね、苦情を入れる時にはちゃんと確認してから、確認してから正しくね、苦情を入れなきゃいけない、クレームを入れなきゃいけませんよ、ね。でも丸坊主にするなんて、やっちゃったね。
あの、まあ、日本らしいニュースかなあと思ったんですね。先日ね、ポッドキャストで、私は「謝る」ということで、まあ、いろいろな丁寧な謝り方がありますよねっていうことで、大変申し訳ございませんっていうようなエピソードを話したと思うんですね。きっとこのシェフの方も丸坊主になってですね、大変申し訳ございませんでした、と、もう深々とお辞儀をして、もしかしたら土下座までしたかもしれない、ていうのは、ま、私の想像ですけど、冗談ですけれども、ね、日本で何か問題が起きて謝る時にはですね、深く深くお辞儀をして、そして謝るわけなんですよね。大変です。
日本でお客様は神様ですから。聞いたことがあるでしょう。お客様は神様ですから。何かあった時に、お店の人はとても丁寧に謝罪をしなければいけないんです。
みなさん、丸坊主にしたことがありますか。私は丸坊主はないです、さすがにない。ショートヘアーはずっとありますけど、丸坊主にしたことはないですね。それはさすがにしないかなあ、これからも。まあね、ということで今日はとても面白いニュースについて話してみたんですね。あの、興味があれば私のトランスクリプトのページに行って、英語の記事を読んでみてください。
はい、みなさんの国では何か問題があった時どのように謝罪しますか。謝りますか。はい、今日はここまでです。
Special Thanks go to Donna トランスクリプトを作ってくれました。Thank you!
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