46.日本語がうまくなるには→アウトプットをしなさい
皆さん、こんにちは。日本語の先生のりこです。
今日はね、本について話します。本のタイトルは「アウトプット大全」、アウトプット大全(たいぜん)。この本は日本でベストセラーになりました。ビジネス書、ビジネス書というカテゴリーの中でベストセラーになった本です。
ちょっと難しい内容になりますが頑張って聞いてみてくださいね。
先日ね、私は日本語のレッスンをしている時に、私の生徒さんからこの本について聞いたんです。その生徒さんは、え、とても熱心に日本語の本を読んでいる。まあ、多読をして、たくさんの新しい言葉を覚えようと努力をしている生徒さんなんですけれども、その生徒さんが最近この「アウトプット大全」を買って、これから読んでみるという話をしてくれました。
私も本の内容にすごく興味があったのでYoutube で本のレビューのチャネルで、ちょっとチェックをしてみて、なんとなく内容を理解しました。その内容について話してみたいと思います。
それでは、まず本のタイトルですね。「アウトプット大全」っていう本のタイトル。この「大全」ものすごく難しい意味と漢字だと思うんですけれども、この「大全」は、そのことですね、そのことに関して詳しくすべてを説明してありますよ。情報は百パーセントそこにありますよ。そういう漢字の意味です。ですからアウトプット大全っていう本のタイトルはアウトプットっていうことに関して、すべて説明してある本ですよってという意味になります。
この本ではインプット とアウトプットを比べて、アウトプットが大切だよって言っているですけれども、語学学習で考えてみましょう。皆さんは日本語を勉強しています。日本語を勉強している時にインプット をすると言えば、新しい文法を勉強する。新しい単語を勉強する。ポッドキャストを聞く、Youtube を見る、これインプットですね。
新しい情報が頭に入るわけです、インプット。それでは逆にアウトプットはなんでしょうか。日本語を勉強している時のアウトプットと言えば実際に日本語を話す、書く、日本を使って何かアクションする、行動する。これがアウトプットになります。この本ではインプットよりアウトプットをもっとしなさいって言っているです。
詳しく割合、percentage で説明してあるんですけれども、この本はインプットが3割。アウトプットは7割。で、アウトプットをもっともっとしないといけません。アウトプットができない人、アウトプットが少ない人は、いくらインプットしてもそれが身に付かない、覚えてないって言ってるですね。これおもしろくないですか。
つまり、いくら新しい単語を勉強しても、いくらたくさん新しい文法を勉強しても、そしてこのポッドキャストをたくさん聞いても、実際に日本語を使わないと、話して書いたりしないと日本語が上達しないっていうことなんです。
私はそう思います。自分でも、英語、スペイン語、エスペラント語、そして今韓国語を勉強しているから分かります。アウトプットをするのが本当に大切なことです。このポッドキャストは皆さんの聞く練習にはとてもいいと思います。そして、何か新しい言葉を勉強したり聞けたりすると、それはとてもいいことだと思います。
でも聞くだけでは日本語は上達しません。ですから聞くことだけではなくYoutubeを見たりするだけではなく、皆さんはもっともっと日本語話さないといけません。そして日本語をノートに書かないといけません。皆さんの日本語の勉強のやり方、方法をちょっと考えてみましょう。
何パーセント、インプットをして、何パーセント、アウトプットしていますか。私は正直に言いますと、私の韓国語の勉強、残念ながら今はインプットのほうが多いです。一生懸命、新しい文法を覚えようとしています。新しい単語、一生懸命、覚えようとしています、でもなかなか覚えられないなあ。あれ、先週これ勉強したのに使うと思ったら使えないなあって思うんですね。
それは私は韓国語をアウトプットしてないからなんですね。うーん、ちょっと反省しました。もっともっと勉強して習った文法や単語を使って、自分で文を作って書いてみる。そして話してみる。これをしないと私の韓国語は上達しないと思いました。
私はラッキーなことに、言語交換パートナーがいます。韓国人のネイティブのお友達がいて、私の韓国語の勉強を助けてくれています。私はタンデムという言語交換アプリ、言語交換パートナーを見つけることができるアプリを使っているですけれども、そこで韓国人のお友達に簡単な韓国語を書いて、メッセージを送っています。
でも今思えば、ついついね、あれ、これ韓国語でどうやっていうのかなあ、書くのかなあ、まあ、いいや、分からないから日本語で書こう、いや、ちょっと難しいから英語で書こう。そんなことが多いと思いました。ここはもう少し私が努力して、頑張ってもっともっと韓国語でアウトプットする。そうしないと私の韓国語はうまくならないなあと思いました。
じゃ、皆さんもう一度大切なことを言いますよ。新しい文法や単語を覚えることも大切です。でもそれをアウトプットしてください。新しい単語を勉強したら、それを使って、文を書いてみましょう。
新しい文法を勉強したら自分で文を書いて、またはそれを使って話してみてください。アウトプットしないと、話さないと、書かないと、日本語は上手になりません。ということで、今日は難しい話をしましたが、日本でとても人気のあった本「アウトプット大全」の、アウトプットがどんなに大切かということについて話してみました。
今日の内容は難しかったね。まあ、時にはね、難しい話を頑張って聞いてみるのも大切だと思います。そして、今日の話は、日本語の勉強だけじゃない、ね。いろいろなことを勉強していることで、まあ、いいヒントだね。アウトプットをしてみよう。いいヒントになったと思います。
はい。じゃあ、今日はここまでです。また明日。
ベストセラー bestseller
ビジネス書(しょ)business book
熱心に(ねっしんに)eagerly
多読(たどく)extensive reading
内容(ないよう)contents
大全(たいぜん)complete work
詳しく(くわしく)in detail
インプット input
アウトプット output
情報(じょうほう)information
頭に入る(あたまにはいる)remember, learn
割合(わりあい)ration
3割(わり)30%
身につかない(みにつかない)unable to master / attain
%(パーセント)percent
反省(はんせい)(self) reflection
上達(じょうたつ)improve
努力(どりょく)effort
Special Thanks go to Donna. トランスクリプトを作ってくれました。Thank you!