46.日本語学習者さんにインタビュー、ラシュミさん
[00:00:00.030] - Noriko
皆さん、こんにちは日本語の先生のりこです。今日はインド出身、現在マレーシアに住んでいるラシュミさんとお話をします。ラシュミさんに日本語の勉強のことやマレーシアについてなど、いろいろ質問をしてみたいと思います。それではラシュミさん、今日はよろしくお願いします。
[00:00:21.330] - ラシュミ
あ、宜しくお願いします。どうもみなさん初めまして、ラシュミです。インドで生まれ育ち、 10 年(前)から、日本、マレーシアに住んでいます。家族が 4 人で、ワンちゃんと一緒に住んでいます。あとは、日本語好きと日本好きで、なんという、先生がおっしゃったように、「馬鹿の一つ覚え」みたいに、日本語をずっと勉強していますが、まだまだです。ですから、これからもずっと続けると思います勉強。
[00:01:02.280] - Noriko
うわ。いい自己紹介をありがとうございます、ラシュミさん、あの、みなさん、実はラシュミさんと直接顔を見て話すのは今日が初めてなんですね。
[00:01:13.170] - ラシュミ
嬉しい、ありがとうございます。
[00:01:14.790] - Noriko
いや、こちらこそ。いつもメールをいただいていました。ありがとうございます。
[00:01:18.750] - ラシュミ
いえいえいえ、こちらこそありがとう。
[00:01:22.260] - Noriko
そしてね、インタビューに出てくれるという、ものすごい挑戦、ありがとうございます。
[00:01:26.340] - ラシュミ
そうですね、緊張していますが。
[00:01:30.670] - Noriko
うん、ね、是非楽しんでください、今日、本当に。
[00:01:33.810] - ラシュミ
はい、ありがとうございます。
[00:01:35.250] - Noriko
はい、いろいろ話をしていきましょう。じゃ、あの、日本が大好き、日本語が大好きっていうことなんだけれども、実際いつから勉強を始めたんですか。
[00:01:44.520] - ラシュミ
あ、それは恥ずかしながら、もうすぐ 20 年になります。
[00:01:52.110] - Noriko
うわ!長いですね。
[00:01:53.160] - ラシュミ
そうですね、だからもう私の年齢がわかってしまうくらい。
[00:01:57.780] - Noriko
いや、でも、ラシュミさん、カメラで見ると、とてもお若く見えるんだけれど、え、聞いてもいいですか。何歳の時に始めたんですか。
[00:02:05.610] - ラシュミ
えっと、24歳で始めた。
[00:02:09.810] - Noriko
え、本当に、長くなりましたね。
[00:02:13.470] - ラシュミ
ずっと勉強ということはしてないですけど、日本と日本語と触れ合っているとか、そういう感じです。
[00:02:21.840] - Noriko
いや、その、それがすごく長続きするポイントだと思うんですよね。多分楽しいんでしょう。
[00:02:27.900] - ラシュミ
うん、楽しい。それと、それしかできないということですかね。
[00:02:33.240] - Noriko
いやいや、わかる。じゃあその最初に日本語を始めたきっかけってありました。
[00:02:40.990] - ラシュミ
うん、なんかすごいということはないですけど、その日本語と初めて会う前に、なんか、ある小さな会社で働いて、私はオーストラリアの、あの、部?その、オーストラリアの、いろんな仕事をやっててて。隣の 、あの、なんていう、Department
[00:03:00.630] - Noriko
あ、部署ですね、会社の部署。
[00:03:03.900] - ラシュミ
そうそう、部署で、日本との関係の仕事をやっている、みんな同じ年齢の社員たちがいて、すごい、うわーって日本語でよく話したりして、楽しんで仕事をやってたんです。それをよく耳にして、なんか、いい響きだな、日本語はいいなあって、よく毎日聞いたりして。私はこっちで仕事してて、よく見てたから。じゃあ結局仕事を辞めることになったとき、何か勉強でもしようか。家庭とか、子どもが小さいので、このまま続けたら何もできなくなると思って、なんていう、パートタイム、そういうコースがあります大学で会社員のために夕方だけ、 1 時間か2時間のクラス。
[00:03:44.130] - Noriko
そうか、それで学校に、クラスに、通い始めたんですね。
[00:03:54.180] - ラシュミ
そうです。だからそのとき、じゃあ日本語に挑戦しようと思って。
[00:03:58.530] - Noriko
いや、おもしろいきっかけ。じゃあ、その会社で働いていたときに隣の部署でたくさん日本語がね、聞こえてきました。
[00:04:06.090] - ラシュミ
すごい楽しそうで。何話していたかわからないけど。
[00:04:10.440] - Noriko
面白いきっかけです。で、そこから 20 年ですね。どんな勉強のやり方をやってきたんですか。いろいろ変わっていったと思うんだけれども。
[00:04:20.040] - ラシュミ
そうそうそう。だから最初はもうもちろん、その、大学で、教科書がメインで、勉強しますね、みんなと同じく。
[00:04:28.470] - ラシュミ
でもなんという、その大学でただクラスじゃなくて、他に何か活動もやる。例えば、歌のクラスとか文化祭みたいにやるから、そこで入って劇とかなんという、歌とかダンスとか踊りもあったし、いろいろ活動があって、じゃあもし自分が勉強しかしてたら、うまくできないかもと思って、じゃあそれにも挑戦しよう。もうママだから、ラストチャンスかもしれない、あの、こういうみんなとなんか楽しんで舞台でやるのはと思って。
[00:05:01.740] - ラシュミ
じゃあ入ろうと、何を思ってもオッケー、もうママですからって。入ってみたんです。だからその時から、なんか楽しかった。
[00:05:08.400] - Noriko
え、それは、じゃ、アクティビティはダンス?ダンスのアクティビティに入って・・
[00:05:12.510] - ラシュミ
あの文化祭には、
[00:05:13.680] - Noriko
文化祭、あ!
[00:05:13.680] - ラシュミ
なにか、ダンスもありますね。歌もそして劇も。
[00:05:17.610] - Noriko
そうかそうか、じゃ、ステージに上がるってことですね。
[00:05:20.610] - ラシュミ
そうそうそう。
[00:05:20.970] - Noriko
はいはいはい。
[00:05:21.510] - ラシュミ
だから全部をはい、はいって、参加しますって。恥ずかしながら。
[00:05:26.880] - Noriko
あ、それで日本語を使ったの?
[00:05:28.840] - ラシュミ
あ、そこでみんないろんな日本語を話しますね。
[00:05:31.890] - ラシュミ
もちろんできない、ビギナーから始めるんですね。なんとか勉強したりとかマネしたりとか、練習して、劇は一番難しかった。その、悔しいっていう気持ちも言葉の意味もわからない。
[00:05:44.850] - Noriko
そういうことか。じゃあ大学でクラスの中では、ちゃんとして、ちゃんとした日本語のコースだったけど、それ以外で、いろいろなアクティビティを通して日本語を使っていきました。
[00:05:56.440] - ラシュミ
そうそう、それです。だからあの先生がおっしゃるようにその楽しく勉強するということが、私もそうだったんじゃないかなと思います。
[00:06:05.250] - Noriko
うんうんうん、そうか、そしてあのラシュミさんは、日本で生活をしたこともあるんですよね。
[00:06:13.740] - ラシュミ
はい。幸いなことに、向こうで奨学金をもらって、なんという、 3 回も日本に行けることができたんです。それが夢のようだった。
[00:06:25.380] - Noriko
3回、じゃ 3回は日本のどこだったんですか。その3回暮らしたところ。
[00:06:30.090] - ラシュミ
最初は、あの、もちろん国際交流基金、大阪の、その、関西にある、そこで 1 カ月半。だから短い方です。そこで、もちろん住んで、みんなと勉強しながら、あの、で、2 番、 2 回目のときは、先生の実家、言えないけど、岡山の方に行きましたんです。
[00:06:51.000] - Noriko
え、本当に?本当に?ラシュミさん、岡山に行ったんだっけ、うわ!
[00:06:51.000] - ラシュミ
本当にそれを言いたかったんです。
[00:07:04.440] - Noriko
岡山市?
[00:07:04.440] - ラシュミ
倉敷
[00:07:04.800] - Noriko
岡山市?
[00:07:04.440] - ラシュミ
違う。津山の方です。
[00:07:04.710] - Noriko
北の方ですね、みなさん、いやこれちょっとローカルな話ですけど。岡山県に津山市ってあるんですよね。
[00:07:11.880] - ラシュミ
それは10日間しか、じゃなかったけど。
[00:07:14.640] - Noriko
でもすごいすごい、うれしいです。
[00:07:18.000] - ラシュミ
それが一番始めて東京じゃないし、大阪、その都会じゃなくて 、え!どこですかっていう。あの、でも本当にきれいで素晴らしかった。
[00:07:29.370] - Noriko
よかった!あの岡山市で、ちょっと観光もしました?そのとき。
[00:07:33.780] - ラシュミ
えーっとメインはホームステイだったから、そのホームステイの方は連れて行く場所とか、今覚えているのは姫路城。でもそれは岡山?
[00:07:43.350] - Noriko
ああ、そうね、岡山じゃないけど、まぁでも近くですね。
[00:07:47.940] - ラシュミ
近くです。はい、あとはそこの公園かな、岡山にある・・・
[00:07:49.620] - Noriko
後楽園ですね、後楽園という、日本の庭園。
[00:07:53.160] - ラシュミ
そうそうそう。
[00:07:53.160] - Noriko
うわ、私いつもオススメしてるんです。とても綺麗な日本庭園でしょう。
[00:07:58.480] - ラシュミ
そうです。初めてで、とってもきれいで。
[00:08:00.810] - Noriko
いやー、うれしい、ラシュミさんは岡山に行ったことがあるんだ。
[00:08:05.820] - ラシュミ
きびだんごの大きなStatueが駅の前にあるのも覚えています。
[00:08:09.930] - Noriko
そうそうそう、桃太郎さんね。あ、いいです、いいです、それは 2 回目の時で、じゃ 3 回目は?
[00:08:17.700] - ラシュミ
それが一番今までの長かったというか 1年間 JET プログラムというの、ありますね。英語を教える活動。それに1年間、石川県、石川県に行きました。
[00:08:32.670] - Noriko
私石川県行ったことないんですよ。
[00:08:36.060] - ラシュミ
そうですか。よくみんな、石川
[00:08:37.620] - Noriko
いい所ね、いいところなんでしょう。行かなきゃいけない。
[00:08:39.360] - ラシュミ
本当きれいで、寒いけどとってもきれいな場所で。もちろん日本全国は同じですけど。
[00:08:48.780] - Noriko
じゃ石川県に JET プログラムで 1 年間生活をしていたんですね。
[00:08:54.430] - ラシュミ
はい、初めてで、働きながら、あの、住むという感じかな。それは・・・
[00:09:00.090] - Noriko
どうでした、その 1 年間の生活は、たくさん思い出がありますよね。
[00:09:04.870] - ラシュミ
そうそうそう、今までも夢のようです。だからなんか昨日あったみたいな感じで、思い出しますけど、もう 10 年も経ちました。あ、もうそんな昔になるんですね。
[00:09:13.620] - ラシュミ
そう全部大昔になりますね。
[00:09:19.290] - Noriko
そうかそうか。
[00:09:20.280] - ラシュミ
残念ながら。
[00:09:21.630] - Noriko
うんうん。でも実際石川県での生活、何かいい思い出とか、大変だったこととか、何かちょっと話してもらってもいいかな。
[00:09:31.000] - ラシュミ
うん、いいの方が多いかな。
[00:09:33.360] - Noriko
もちろんもちろん。
[00:09:33.360] - ラシュミ
そうそう。大変、は難しいんです。外国人によっては、はい、いいとしたら、えーっと、なんという、その一番のイメージは日本人は優しくて、とっても助け合おう、その性格は、とってもいいなと思いました。何か私だけじゃなくて、みんな周りに助け合いながら生活するということ。
[00:09:58.710] - ラシュミ
あの、学校でも、もう住んでいる隣の人とか、いつも通うレストランの人とか、とっても優しかったから。
[00:10:06.330] - Noriko
ああ、良かった、じゃ、いい出会いがたくさんあったんですね。
[00:10:13.230] - ラシュミ
人は一番だなと思いました、いろんな活動を通して毎日過ごす時は。
[00:10:20.400] - Noriko
良かった、それを聞いて良かったです。で、あの石川県で何かオススメの場所とか好きな場所がありますか。
[00:10:27.450] - ラシュミ
うーん、もう私がどこでも好きっていう人ですから。
[00:10:31.260] - Noriko
うんうん日本が大好きだからね。
[00:10:34.500] - ラシュミ
そうそうそう、でも石川としたら、寒いところですから、そして、そこにも後楽園じゃなくて、兼六園っていう、大きな公園がありますね。
[00:10:44.940] - Noriko
この公園も有名ですよね、兼六園ね。
[00:10:46.530] - ラシュミ
うん、はいはい、そして冬の時とか、季節によって、とってもきれいですから、ぜひみんな行って見たいところと思います。
[00:10:57.990] - Noriko
冬、たくさん雪は降るんですか。
[00:11:00.750] - ラシュミ
あ、そうそうそう。降ります。長い冬でした。
[00:11:05.280] - Noriko
あ、そうね。寒そうです。
[00:11:09.210] - ラシュミ
そしてなんかそこのフレーズがあります。「お弁当忘れても傘を忘れるな」という感じ。そこまでよく雨が降りますので、え!今日も雨ですかっていう。
[00:11:22.620] - Noriko
そうか、じゃいつもね、お弁当忘れてもいいけど傘は忘れてはいけないんですね、面白いフレーズです。
[00:11:27.540] - Noriko
なにか石川県でおいしい食べ物ですね、思い出の食べ物とかありますか。
[00:11:38.320] - ラシュミ
はい、たくさんあります。もちろん日本海側ですから、なんていう、その魚がおいしいとよく言われますね。でも本当に残念ながら、私はベジタリアンの人なので、
[00:11:49.650] - Noriko
あ、そうかそうか。
[00:11:52.140] - ラシュミ
よーく残念ですね、石川によく来ても、魚・・・
[00:11:57.690] - Noriko
そうね、魚が食べられなかった、でも仕方がないです、それは。
[00:12:01.800] - ラシュミ
でもとっても、何という、新鮮なものっていう感じでした。野菜の中にも、私がなんか美味しい、チェリートマトもおいしい、おいしいって毎日、思いながら。
[00:12:14.040] - Noriko
いいですね、いいですね。
[00:12:15.180] - ラシュミ
毎日楽しかったです。
[00:12:16.750] - Noriko
うんうん、じゃあこの長くね、本当に一番長く 1 年間も石川県にいて、たくさん日本語も使ったと思うから、きっとそこで日本語が本当に上手になってきた感じかな。
[00:12:30.810] - ラシュミ
うーん、一番かな、その時でした。あの、一人で住んでいて、もう全部日本語で、もう書類とかも、なんという難しくても読まなきゃとか、そんな毎日でしたから、多分その影響が一番だったと思います。
[00:12:45.270] - Noriko
そう、そうですね。で、その後やっぱり、じゃあその次は、マレーシアに引っ越したのかな。
[00:12:52.210] - ラシュミ
あ、そうですね。帰ってきたら、少し勉強していた大学で、なんという先生になろうという、きっかけをもらう、機会をもらって、入ったんです。それも少なかった。 1 年間もなかったけど、なんという、主人の仕事で、マレーシアに行くことになりました。
[00:13:11.550] - Noriko
そうか、それでまた人生が大きく変わっていきましたね。じゃあ今もうマレーシア 10 年くらい住んでいて、日本語を忘れないために、どんなことをしてるんですか、今は。
[00:13:27.210] - ラシュミ
あ、そうですね。すぐ来て、学校を探しました。えっと、なんていう、外国人は人はあんまりいないですね、なんという友達もいないしとか。
[00:13:38.280] - Noriko
わかります、私もそうでした。
[00:13:40.890] - ラシュミ
先生も同じと思いますね。だからそういうことのため、どっかのクラスに入ったら、仲間ができるかなと思って、できることとしたら日本語しかないですね、だから、すぐ探して、インターネットで、近くの日本語学校でも、と思って入ったんですけど。
[00:13:57.780] - Noriko
じゃ、友達ができましたか。
[00:14:02.690] - ラシュミ
あ、はい、じゃ、そこで日本語を話せる友達とか見つけて。本当に助かったんです。
[00:14:09.670] - ラシュミ
なんか寂しいなとか、いろいろ思い出がありますね、その最初に来たとき。全部消えたっていう・・
[00:14:14.880] - Noriko
それじゃあ今日本語を勉強する人と仲良くして、友達になって、そこで日本語を使っています。
[00:14:24.270] - ラシュミ
うん、そういうこともありますし、他にもいろんな国の人が住んでいる場所なので、本当に素晴らしいと思います。食べ物からとしても、人からしても、私インド出身なので、もうほとんどインド人ですね。だから同じような考え方とか性格とかはありますけど、こちらに来て、いろんな人と会ったりして、ほんと勉強になったというか、そうですね、今までそう思わなかったんですね、と色々考えさせたり、
[00:14:55.660] - Noriko
あの、ラシュミさん、ごめんなさい、プライベートなことなんだけど、今マレーシアのどこに住まれてるんですか。
[00:15:01.710] - ラシュミ
あ、えーっと、クアラルンプールの近いです。クアラルンプールは、ま、いちよう、東京の真ん中という感じの、
[00:15:08.580] - Noriko
あの私は、もう何年前ですか 、4 年前かな? 3 年前ね、シンガポールとマレーシア、旅行してるんですね。
[00:15:16.980] - ラシュミ
そうですか。
[00:15:17.730] - Noriko
そのときはポッドキャストをしてなかったから、あれだったけど、もし次行ったときにはちょっと会いましょうね。
[00:15:25.350] - ラシュミ
ぜひぜひぜひ会いましょう。
[00:15:26.760] - Noriko
私ね、本当にシンガポールと、マレーシアは、クアラルンプールと北の方のランカウイとジョージタウンだけ行ったんだけど、ものすごく好きでした。
[00:15:37.260] - ラシュミ
あ、そうですか。どんな経験でした?
[00:15:41.190] - Noriko
雰囲気、雰囲気とか、食べ物もすごい好きだったし、やっぱりさっき言われたように、いろんな国の人がいるのが私はすごく好きで。いろんなバックグラウンドの人が平和的に暮らしている。もちろんいろいろな問題があるかもしれないけど、でも基本的に皆さん共生している、素晴らしいシンガポールもマレーシアも。
[00:16:00.930] - ラシュミ
私もそう思います。だから本当によかった、ここに来てって思って、毎日過ごしています。
[00:16:07.290] - Noriko
クアラルンプールは本当に大きい、大都会ですよね。
[00:16:10.800] - ラシュミ
そうですね。はい。真ん中に行けば行くほど、とても、なんという都会、東京の真ん中みたいに、みんな賑やかで、建物も立派な・・・
[00:16:23.040] - Noriko
ね、そうそうそう、いや、私はすごい印象深くて、チャンスがあれば本当にもう1回行きたいですね。
[00:16:28.200] - ラシュミ
そうですか、ぜひ来てください。はい。
[00:16:33.060] - Noriko
食べ物が、やっぱりね、おいしい国が好きだから、私は。マーケットとか。
[00:16:38.730] - ラシュミ
Spicyなのは、大丈夫ですか。辛いもの。
[00:16:40.680] - Noriko
でもね、ものすごく辛いものダメだけど。でもそれだけじゃないですね、いろんな国の料理が食べられて。
[00:16:47.070] - ラシュミ
そうですね、はい、そういうイメージがあるけど、もう中にいろんなのがあるから、え、この中国料理の中にもいろんな味がありますね、ということ。
[00:16:56.280] - Noriko
そうそう、本当に本当にそんな感じ。
[00:17:01.770] - ラシュミ
びっくりでした。
[00:17:01.770] - Noriko
いやーそうかそうか、もう 10 年になるんですね。じゃ、あの、うーん、クアラルンプールでもマレーシアでも、ラシュミさん、どんなところが好きですか。
[00:17:15.030] - Noriko
その、いろいろな文化がね、ある、いろんな国の人がいるということ以外で、どんなところが好きですか。
[00:17:20.730] - ラシュミ
えっと、というか、なんというか、なんと、ゆるく生きるっていう感じ、の生活が好きです。
[00:17:27.240] - Noriko
あ、いい言葉出てきましたね。私一度ね、すごい昔のポッドキャストでね、ゆるく生きるってことを話したんだけど。そうなんですよね。それってすごく大切なことですよね。今のこの時代。
[00:17:41.220] - ラシュミ
私もインドからなんか強烈みたいな毎日を過ごしてたんですけど、 なんか、ここに来て遅くなっても電話で、あ、今からもうすぐ着きますと書いた。あ、大丈夫ですと言われたとき、えっ、いいのですか?じゃ、大丈夫って言われて。じゃ、ゆっくりして・・・
[00:17:59.070] - Noriko
なんかね、これは本当ね、日本はすべてが時間通りね、て、時間通りにいかないとみんなイライラして怒ったりするんだけれども。そういうことも実は大切ですね。時間を守るコンセプトも大切だけど、なにかそんなに慌てなくてもいいんじゃない、みたいなね。
[00:18:17.730] - ラシュミ
あ、そうそうそう、それはそうですね、私も。
[00:18:20.580] - Noriko
そんなにイライラしなくていいじゃないっていうところですよね。
[00:18:25.300] - ラシュミ
はい私もそう思った。毎日の生活でもいろんなことがストレスがあるのに、これも一つでイライラしたら、もっと(ストレスが)増えるしかないですから、大丈夫って言われたとき、あ、大丈夫って、落ち着きますね。
[00:18:41.170] - Noriko
そうそう、そうなんです。ゆるく生きるっていうのは、まあ一生懸命するときと一生懸命しないときのバランスね、
[00:18:50.700] - ラシュミ
あ、そうですね。大切。
[00:18:52.710] - Noriko
そうそう、で一生懸命しないときも必要なんですよっていうことだと思うんですよ。
[00:18:58.920] - ラシュミ
それはいいことですね。はい、もちろん時間は大事なんだけど、それしかない、夢中になっちゃったら、もうおかしくなっちゃうかもしれないから。
[00:19:08.130] - Noriko
そうそう、でそれこそ自分の好きなことを見つけて、ラシュミさんだったら日本語が大好きだから、日本語を勉強するとき、すごくリラックスできるんじゃない。たぶん。
[00:19:17.520] - ラシュミ
そうですね、それが今の毎日の、なんという、やりがいとか、生きがい感じです。
[00:19:24.030] - Noriko
そう、だからそういうものを持って楽しくゆるく生きるっていうことかなと思います。
[00:19:29.700] - ラシュミ
そうですね、一番です。
[00:19:32.430] - Noriko
でもさ、ラシュミさん、またちょっとプライベートなことを聞くけど、ママ、ママということで、まだお子さんは小さいんですか。
[00:19:40.920] - ラシュミ
あ、えーっというと、上の娘は 18歳です。
[00:19:46.080] - Noriko
もう大きいですね。ああ、大きい子がいるんだ。
[00:19:50.480] - ラシュミ
で、下の息子は11歳、
[00:19:50.480] - Noriko
11歳、じゃちょっと難しい年頃ですね。
[00:19:55.260] - ラシュミ
間に日本語を勉強してたから、夢中に
[00:19:59.010] - Noriko
ティーンエージャーって難しい年頃じゃないですか、ね、子どもたち。
[00:20:04.470] - Noriko
でもなんというか家族みんなもだんだんに日本語に興味を持つようになって、
[00:20:09.070] - Noriko
あ、ホントに?
[00:20:10.860] - ラシュミ
最近、なんかうるさいとかよくわかるようになってしまったんです。
[00:20:14.880] - Noriko
そうか、すごいね、じゃあお母さんの影響ですね、ラシュミさんの影響で。
[00:20:21.750] - ラシュミ
いけないな、なんか文句言わない、言えないなって。
[00:20:23.970] - Noriko
そう、私しかわからない言語だったのに、家族がいつの間にかわかるようになって。
[00:20:30.810] - ラシュミ
だから最近「うるさい」って言ったら主人もわかっちゃうから、別の言葉で言おうかな、っていうようになってきて。
[00:20:38.790] - Noriko
面白い、そうかそうか、えー、じゃあ何か私のポッドキャストも時々聴いてるのかしら?こんにちは、みたいなこと。
[00:20:45.090] - ラシュミ
よく私話しますから。子ども二人も知っているんです。
[00:20:49.650] - Noriko
そうかそうか 。
[00:20:50.900] - ラシュミ
有名人の典子先生って言うんです。
[00:20:52.890] - Noriko
そんなことないけど、気をつけないといけないですね、時々変なこと言ってたりするから。
[00:20:56.940] - ラシュミ
本当に勉強になっているからこれからも続けてください。
[00:21:02.960] - Noriko
ありがとうございます、ね。体力が続く限り、声が出る限りね、頑張ります。
[00:21:09.510] - ラシュミ
本当に素晴らしい。はい。
[00:21:11.800] - Noriko
いや、じゃ、ラシュミさんね、私のファンということで。
[00:21:16.080] - ラシュミ
そう、大ファンです。だから何回も何回も聞くから、たぶん番号も知ってるかもしれない。
[00:21:23.020] - Noriko
すごいね、ラシュミさん。
[00:21:26.070] - ラシュミ
いや、本当に先生のトピックは、なんと、ぴったり。私の興味のあるトピックっていうふうに。
[00:21:32.460] - Noriko
本当に?
[00:21:32.940] - ラシュミ
そう、なんかいろんな情報が私も勉強になる。たとえばに、ポッドキャストだけじゃなくて、 Youtube のいろいろ紹介しているんですね。そして本もいろいろ紹介してる。私もそれを全部チェックして、ああじゃあ今度これを見てみようとか。映画、パサライトみたんです。Aggretsukoもみたんです。
[00:21:57.330] - Noriko
ものすごくでもね、私の情報は偏ってるんですね。それは基本的に私が好きだとか、熱く、熱くね、パッションを持って語れないと、話さないから、だから本当に好きなものを紹介してると思うんです。
[00:22:13.950] - ラシュミ
本当に素晴らしいです。私にはそれは、次、私、あ、じゃあ今度この本の読んでみようって、難しいけど。
[00:22:22.500] - Noriko
え、ラシュミさん、じゃちょっと本、これ、予定になかったんだけど、日本語の本も読むんですか。
[00:22:29.040] - ラシュミ
あ、それはそれは残念です。こんなに、なんか長く勉強してても一番難しいのは漢字なんです。
[00:22:37.380] - Noriko
そう、そうですよね、本当にそう思う。
[00:22:39.960] - ラシュミ
漢字はひとりで勉強しないといけないですね。ちゃんと静かにして、自分で暗記しながら。それが大変です。
[00:22:49.590] - Noriko
そうかそうか。
[00:22:50.190] - ラシュミ
話す、聞くとか、書くでも、ま、なんとかできるけど。
[00:22:52.980] - Noriko
わかるわかる、そっかそっか・・・
[00:22:56.130] - ラシュミ
そのへんは苦手で、難しい、って、それがこれからのゴールとして。
[00:23:02.220] - Noriko
あ、いいですね。
[00:23:04.560] - Noriko
実はね、最近私はものすごく自分でも感じていて、やっぱり読まないと言語って上達しないなって思っていて。それは実際自分の英語の勉強でも、あとまだビギナーだけど、韓国語の勉強でも本当に。実は私はポッドキャストをしてるから、聴いてもらいたいんだけど、読まなきゃいけないなっていうのをすごく感じていて、だからいろんな生徒さんには、読まなきゃいけないよっていうのを言ってるんだけど、でも実は、ものすごく大変なのはわかるんです。大変なことをおすすめしているの、わかるんです。
[00:23:39.930] - ラシュミ
でもそれが一番ですね、どの言葉でも、もし語彙を増やしたいとか、いろいろあったら、一番なのは読むだけですね。あと書くのも、もし読んでいなかったら、何を書けばいいかとも、分からないですし。
[00:23:54.450] - Noriko
そうですね、でもラシュミさん、私がおすすめしてるのは、その小説じゃなくてもいいんですね、私のトランスクリプションだったり、例えば自分が興味があることの何か、日本人の人のブログを読むとか。
[00:24:07.830] - ラシュミ
それが、一番ですね。
[00:24:09.940] - Noriko
もう今インターネットを探せば本当にコンテンツは溢れているから、何か自分が興味のあることで日本語で読めると思うんです。
[00:24:19.800] - ラシュミ
あ、はい、そうしています。なんか。でもほんとに恥ずかしながら、絵本からはじめているんです。
[00:24:25.260] - Noriko
いいんです、いいです。
[00:24:27.600] - ラシュミ
なんという、楽しい、そしてどこでも読める、簡単ですから。すぐ終わるんですね、短くて。だからどこかで待っているながら、アプリで絵本、一つ終わった、今日。明日ももう一つ、そんな感じでなんとか少し読んでいます。
[00:24:42.360] - Noriko
そうそうそう、少しずつね。ああ、いいですね、ラシュミさんが、今、日本語・・・・
[00:24:48.630] - ラシュミ
足りないんです。
[00:24:50.310] - Noriko
いえいえ、だから、そこがね、みなさん、これ私はこれを聞いてる皆さんに言いたいんですけど、もう 20 年をやってるラシュミさんでもまだ足りないと思うんですよ。だからだから語学の勉強は終わりがないんですよね。
[00:25:05.500] - ラシュミ
そうですね。私も前はそう思ってた、 5 年経ったら もう1級 とか 2級とか、そう目指して始めたんですけど。今になってもうそんなのがいらない。もう楽しく、もうもし終わっちゃったら1級取って、もう全部わかってしまったら、何か寂しいですと思いますよね。
[00:25:24.560] - Noriko
いい表現ですね。
[00:25:26.010] - ラシュミ
なんか、終わっちゃった、何をすればいいか、明日何を読めばいいかっていう感じ。だから今の何か、もう足りない、その、ああまだまだできないという考えとか、気持ちは、私なんかそれでいいじゃん、と思って。
[00:25:41.340] - Noriko
それ、そ、そうなんですよ。私はね、本当にわかる。もうみんなね、たぶんね、本当にフラストレーションを感じることはあるんですよね。え!まだまだ。でも実はそれでいいんですってことですよね。だって、ね、長距離マラソンだからね。長くやっていくためには、やっぱりゆるくやっていかなきゃいけないんです。
[00:26:01.890] - ラシュミ
そしてもし終わっちゃったらなんか寂しい。終わっちゃったら何をしようか、今から。毎日勉強するものがないですねっていう感じ。
[00:26:10.980] - Noriko
いや、いいこと言ってくれました。ラシュミさん、
[00:26:12.930] - ラシュミ
恥ずかしながらも、これからも続けるっていう感じです。
[00:26:18.750] - Noriko
いや応援してます。そういうね、ラシュミさんのような方のために、私はねちょっとポッドキャストも続けていきたいと思ってます。
[00:26:26.090] - ラシュミ
本当にありがとう。
[00:26:28.250] - Noriko
うん、ラシュミさん、最後になりましたけどこれを聴いてる皆さんに、ラシュミさんから、日本語の勉強の先輩として、何かのメッセージがあれば言っていただけませんか。
[00:26:39.650] - ラシュミ
ええと、私でよければ。
[00:26:42.230] - Noriko
もちろんです。
[00:26:42.740] - ラシュミ
はい、私も最初あの、勉強、あの、日本語とか合格(するための)勉強は、なんか、何年経った、もう終わっちゃう、できると思って、最初始めたんですか、もう今の年になっては、なんか外国語の勉強は難しいし、なんか一生かけても終わらないかもしれない、というフラストレーションがあるんですね。私もあったんです。でも何かひとつの楽しみとか、その中に言葉でもいいし、その国の文化でもいいし、何か好きなものを見つけて、あ、アニメが好き・・
[00:27:19.460] - ラシュミ
例えば、私がドラマが好き、と見つけて、あ、それを分かりたい、とか、理解したいとか、もっと分かって何を話しているか、そういうところから、もし何か言語を勉強し始めたらどうかなと思います。例えば、あの俳優が話している言葉、あー、もう、もう、できないな、何を話してるか、その悔しさから、もっと好奇心を持って、勉強を続ければいいんじゃないかなと思います。
[00:27:49.580] - Noriko
いや、いいです。
[00:27:49.580] - ラシュミ
だから、皆さんももし何か挑戦したいと思ったら、その文化でもいい、国でもいいし、歌でもいい、食べ物の中のレシピでもいいから、そこから始めてみてもどうかなと思います。
[00:28:04.100] - Noriko
素晴らしいです。ラシュミさん、ポジティブなラシュミさんの考えは私とても好きです。
[00:28:10.940] - ラシュミ
私も今先生がおっしゃったように、韓国語、私も挑戦したいと思って。でもなんという、ドラマに夢中になったら、もう勉強できない、どうしようね。
[00:28:20.360] - Noriko
ですよね、私もそう、ドラマが、危ないです。ホントに。私もね、勉強忘れて、ドラマばっかり見てるから、危ないんだけれども、でも私は韓国ドラマ大好きだから、韓国語の勉強を始めたんです。
[00:28:33.650] - ラシュミ
はいはい、私も。もうその人が何言っているか、悔しい、わからない、どうして私勉強してないのって思って、朝になったら、あ、じゃ、もう少し韓国語を始めようって思って。
[00:28:48.920] - Noriko
ラシュミさん、いや、いい話でした。楽しかったです。本当にありがとうございました。これからもね。私のポッドキャストを聞き続けてください。
[00:29:01.050] - ラシュミ
ずっと聞きます。どうぞ、もっと続けてください。いろんなトピック、あの、楽しみに待っていますから。
[00:29:09.740] - Noriko
ありがとう。
[00:29:09.740] - ラシュミ
これからも応援します。ありがとうございます。
[00:29:12.890] - Noriko
はーい、じゃあ今日はここまでにしましょう。ラシュミさん、ありがとうございました。
[00:29:18.110] - ラシュミ
ありがとうございました。
[00:29:20.270] - Noriko
もしまた機会があればぜひお話したいと思います。
[00:29:23.570] - ラシュミ
もしよければ、はい、うれしいです。ありがとうございます。
[00:29:26.810] - ラシュミ
はい失礼します。
[00:29:28.490] - ラシュミ
あ、失礼します。はい。
Special Thanks go to Donna, トランスクリプトを作ってくれました。Thank you!