57. もし一万円もらったら

皆さん、こんにちは。日本語の先生のりこです。

今日は、去年の11月、12月の話かな、ちょっと昔の話をするんですけれども、北アイルランド、私が住んでいる北アイルランドでは、コロナ、コロナで、いろいろなお店も閉まっちゃって、バブとか、レストランも長い間閉まっちゃって、経済的に、ちょっと盛り上がっていなかった。そこで、北アイルランドのね、政治家たちは、一人一万五千円ぐらい、あの、£で言ったら、100ポンド、ね、100ポンドぐらいあげますよ。なので、それを、地元のお店で使ってください。地元の店を盛り上げましょうっていうようなキャンペーンをやったんですよね。

で、私は残念ながら、それに申し込むことができなかったんです。なぜなら、私のパスポートは、日本人のままで、ここに選挙権がない。そう、選挙権がないといけなかったんですね。だから、私は申し込むこともできなくて、この100ポンド、もらえなかったんですけれども、私の旦那さんは手続きをして、無事に100ポンドをもらえました。日本円で、一万五千円ぐらい。

ま、これが少ないと見るか、多いと見るか。なぜなら、日本ではね、コロナが始まった時に、給付金っていう名前だったのかな、ね、一人10万円もらえてるんですよね。私の両親は父と母で20万円もらえている。ものすごくこれは助かることだと思うんだけれども、北アイルランドでは、最近になって、去年の終わり頃になって、ちょうどクリスマスショッピングをする時のタイミングで、一人100ポンド、一万五千円もらえた。

で、私の旦那さんは、私に、「のりこ、（私、私のことね、私は）その100ポンドもらえないから、一緒に使おうか」と言ってくれたんだけれども、「いや、いや、いいよいいよ。自分で、好きな物を買ってよ」って言って、私は断ったんですね。はい、で、旦那さんは何を買ったと思いますか。それで、最初に買ったもの。本屋で、本を買ったんですね。はい、4冊ぐらい買ってました。4冊ぐらい。大きな小説、クリスマスの時、読もう、そして今年になって読もう。私はこれが私の旦那さんらしいなって思ったんですね。彼は、本当に、多分、一番の趣味が読書じゃないかな。はい、一年間に、ものすごくたくさん本を読むんですけど、紙の本も、電子書籍も、両方読むんだけど、この100ポンドもらった使い道、お金の使い道が本っていうのが、本当に彼らしいと思ったんです。私はちょっと微笑ましいというか、嬉しくなりました。

うん、でね、あとの残りは、彼は自分のためじゃなくて、家族にクリスマスプレゼントを買ってました。はい、これも彼らしいなと思ったんですね。100ポンドですから、いろいろ、難しいですよね。ものすごく大きい金額でもない。ちょっと微妙かな。日本のように、一人10万円もらったらですね、多分、私だったらパソコンを買うでしょうね。

はい、パソコンを買うために、ちょっと使うみたい感じかな。うん、皆さんだったら、どうですか。皆さんの国に、そういうコロナの支援金、給付金みたいな制度がありました？何かお金をもらいましたか。香港の生徒さんね、私の生徒さんは、はい、もらったと言ってましたね。いくらもらったかのまで、ちょっと覚えてないけど、あの、私の生徒さんはそれで、あの、美味しい料理、日本料理を食べに行ったと言ってました。いいお金の使い方だと思いますね。

皆さん、ある日突然ね、今日のタイトル一万円にしましたけど、ものすごい金額じゃない、でも、一万円あげますよ。一万もらったら、何に使いますか？うん、私ね、一万円だったらね、何かな、多分私も本かもしれないなと思ったんですね。読みたい本がたくさんあるし、日本語の先生としてのなんか勉強の本、買いたい本がある。結構、高いので、私も多分本を買うかもしれません。Amazon Japanで。一万円、皆さん、どう使いますか？うん、そしてやっぱり食べ物だね、私たちの夫婦は美味しい食べ物が好きだから、いいレストランに行くかな。はい、そう思ったんですよ。

うん、ということで、皆さん、今日はお金の話ね、一万円、急にもらったら、何に使いますか？考えてみてください。意外となんかどうでもいい物を買ってそうな気もするね。うん、はい、今日はここまでです。

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