151. 上級へのとびら17: ーという
皆さん、こんにちは。日本語の先生、のりこです。
今日はですね、教科書のシリーズです。上級へのとびらという教科書の中からトピックを選んで、話すシリーズになります。
今日はですね。教科書の中の222ページにある「言語ノート」のトピックについて話してみたいと思います。「という」。「という」という言い方です。「という」という言い方です。
本当によく聞く表現ですよね。皆さんがよく知っているのはnounというnoun、名詞1という名詞2、という言い方が一番よく分かるんじゃないでしょうか。
例えば、ドラえもんという漫画。吉本ばななという作家。岡山というところの出身。ミーアキャットという動物。
これは本当にやさしい使い方、分かりやすいですよね。
でも、「名詞1という名詞2」と言う使い方以外にもたくさん使うことができるんですね。
それでは、そのほかの使い方、教科書にある例文をちょっと読んでみますね。
ジョンとエミリーが結婚するという噂。ジョンとエミリーが結婚するという噂。
次。
地球温暖化がますますひどくなるという考え。地球温暖化がますますひどくなるという考え。
入学試験で失敗するかもしれないという気持ち。入学試験で失敗するかもしれないという気持ち。
これはですね。SというN。Sというnoun。このnounについて特別な内容を説明しているんです。
例えば、最初の「ジョンとエミリーが結婚するという噂」。この噂がnounですね、名詞。
じゃ、どんな噂ですか。この噂の内容について説明している。それが最初の部分ですね。「ジョンとエミリーが結婚する」。こういう使い方がもうたくさんできます。
じゃ、もう少し例文を話してみますね。
じゃ、JLPT。JLPTに合格したという知らせをもらった。 JLPTに合格したという知らせをもらった。
知らせ。お知らせ。ニュース。どんなニュースですか。 JLPTに合格した。
これ、同じ作り方ですね。
その言葉、nounはどんな内容ですか。それを説明しています。「なになになになに」というnoun。
よく、ま、さっきの知らせ、噂、考え、気持ち、そういう言葉と使うことができますね。
これはどうでしょうか。
この会社には仕事は5時で終わるという規則があります。この会社には仕事は5時で終わるという規則があります。
規則っていうのはルールです。会社のルール。ポリシー。どんなルールですか。5時に終わる。そういう時に「という」という表現を使うことができます。
じゃ、教科書に出ている最後の使い方を読んでみますね。三つの文があります。
フリーターというのはアルバイトやパートタイムで仕事をしている人のことだ。フリーターというのはアルバイトやパートタイムで仕事をしている人のことだ。
これはフリーターという言葉を説明しています。ですから、何か特別な言葉を説明しているときに「という」を使うことができるんですね。
もう一つ例文を言ってみます。
電気が消えているということは誰もいないということです。電気が消えているということは誰もいないということです。
じゃ、友達の家に夜行きました。でも、家に明かり、電気がついていません。「あれ、いないのかな」、「友達、家にいないのかな」、だって電気ついてないから、消えてるからね。
つまり、電気が消えているということは、電気が消えているということを意味するのは、意味するのは、じゃ、誰もいないんだね。その状況を説明しているわけですね。
はい、それでは、みんながよく会話の中で聞いたりする「という」について話してみました。教科書では222ページです。
それでは、また明日。
例文(れいぶん):
N1というN2
ドラえもんというまんが
吉本ばななという作家(さっか)
岡山というところの出身(しゅっしん)
ミーアキャットという動物
SというN
ジョンとエミリーが結婚するといううわさ
地球温暖化(ちきゅうおんだんか)がますますひどくなるという考え
入学試験(にゅうがくしけん)で失敗(しっぱい)するかもしれないという気持ち
JLPTに合格したという知らせをもらった。
この会社には、仕事は5時に終わるという規則(きそく)があります。
Others
「フリーター」というのは、アルバイトやパートタイムで仕事をしている人のことだ。
電気(でんき)が消えているということは、誰(だれ)もいないということです。
Special Thanks go to Maria and Donna. トランスクリプトを作ってくれました。Thank you!