161.夏の風物詩(ふうぶつし)
皆さん、こんにちは。日本語の先生Norikoです。
皆さんが住んでいる街や国、今はどんな天気ですか。季節はなんですか。
日本やイギリス、北半球にある国は、今、夏ですね。でも、オーストラリアやペルー・ブラジルといった南半球にある国は、冬ですよね。寒いかもしれない。
私が住んでいるベルファストは、最近とっても天気が悪くて、夏なんだけれども、気温が15度ぐらいしかありません。結構寒いです。皆さんの住んでいる所の天気はどうですか。
日本ではですね、もう30度以上。毎日暑い日が続いているみたいです。私のお母さんはSkypeで話したときに、もうエアコンをつけている。そして、毎日のようにアイスクリームを食べている、て言っていました。暑いんだね。
さて今日は、夏の風物詩(ふうぶつし)。日本の夏の風物詩について話します。
風物詩っていう言葉を聞いたことがありますか。
これはですね、その季節の伝統的なものとか、代表的なものという意味です。ま、Seasonal tradition, season thingsかな。季節のもの、その季節を代表するもの。
私は、日本の夏といえば、思い浮かべるのが、夏祭りと花火大会ですね。私の故郷、岡山でも、夏になれば、大きな夏祭りと花火大会があるんです。
ま、今年はコロナだからたぶんないでしょう。ね、でも普通なら、夏、いろいろなところで夏祭りがあって、みんな浴衣を着て、でかけるわけですね。
そして、夏祭りには屋台があります。屋台にはいろいろな食べ物を売っているんですね。たこ焼きとか、いか焼きとか、焼きそばとか。おいしい。そして夜、花火大会があるんです。
私の日本の夏の風物詩といえば、絶対、花火です。
ほかには、日本の風物詩、食べ物でも使えます。日本の夏の代表的な食べ物といえば、何でしょうか。かき氷じゃないですか。かき氷。
氷を削って、そして、お皿に入れ、その上にいろいろなトッピングをのせます。例えば、練乳。練乳っていうのはコンデンスミルクですね。コンデンスミルクです。
そして練乳をかけて、また、いろいろな果物をのせたり、あと、いちごシロップ、いろいろな味のシロップをのせたり、ま、かけたり。冷たくておいしい夏のデザート。それがかき氷ですね。だから、かき氷は、日本の夏の風物詩だ、という言い方はできると思います。
日本の夏と言えば、みんなは何をイメージしますか。
やっぱり夏休み、夏祭り、花火大会、浴衣、そしてお盆。あとは何がありますか。食べ物、かき氷、うなぎ、そして、例えば果物。夏の果物と言えば、例えば、桃ですね、桃。スイカ、あ、スイカも夏の食べ物、夏の風物詩かもしれません。いろいろなものを思い浮かべますね。
じゃあ、夏が終わって、10月ぐらいになると日本では秋になりますね。
秋の風物詩といえば、何でしょうか。
私は、ま、たぶん、みんながそう答えると思うんだけど、紅葉ですね。紅葉。山の木が、ね、木の葉っぱの色が変わります。緑から黄色、赤に変わる紅葉。これがやっぱり秋の風物詩になると思うんですね。
食べ物だったら、秋は美味しい食べ物がたくさんあるけど、魚のサンマかな。私はサンマの塩焼き、グリルが大好きです。ですから秋の魚と言えば、サンマじゃないでしょうか。
はい、それでは今日は、風物詩。風物詩という言葉について話してみました。
また明日。
Words:
季節(きせつ)
北半球(きたはんきゅう)
南半球(みなみはんきゅう)
気温(きおん)
エアコン
風物詩(ふうぶつし)seasonal traditions, seasonal things
伝統的な(でんとうてきな)
代表的な(だいひょうてきな)
夏祭り(なつまつり)
花火大会(はなびたいかい)
屋台(やたい)
浴衣(ゆかた)
かき氷(ごおり)
削る(けずる)
練乳(れんにゅう) かける
シロップ
イメージ
お盆(ぼん)
桃(もも)
すいか
紅葉(こうよう)
葉っぱ(はっぱ)
サンマ(秋刀魚)
塩焼き(しおやき)