249. Black FridayとCyber Monday
皆さん、こんにちは。日本語の先生のりこです。
今年のブラックフライデーとサイバーマンデー、何か買い物をしましたか。毎年本当にどんどん、どんどん、このセールの規模が大きくなりますね。私が住んでいるイギリスでもブラックフライデーとサイバーマンデーのセールはとても大きいです。そしてたくさんの人がこの期間中に12月のクリスマスのためのクリスマスプレゼントを買っているみたいです。先日私の生徒さんとも同じような話をしました。やっぱりこのブラックフライデーのセール期間中に、家族へのクリスマスプレゼントを買ってしまうそうです。
日本では、もともと、このブラックフライデーセールはありませんでした。日本でも、ようやく最近、最近といっても、この2−3年ですね、ようやくブラックフライデーセールが定着してきているようです。 Amazonジャパンだけじゃなくて、他のショップもこの時期、ブラックフライデーとサイバーマンデーセールをするショップが増えています。
日本では、伝統的には、年末と年始に大きいセールをします。年末商戦と言われるほど、年末は本当に大きな商業シーズンで、たくさんの人がお金を使う時期です。というのも、日本では多くの会社員や公務員が、冬のボーナスをもらうんですね。だから冬のボーナスをもらって、12月なにか大きな買い物をする、という人が多いようです。
さて、12月の終わり頃にするのが、年末セールとか歳末セールと呼ばれますね。そして年が明けて、新しい年になると、お正月セール、初売りセール、新年セールといった名前でセールがあります。
さらには、お正月のセールで欠かせないのが福袋。みんなも聞いたことがあるかもしれないけれども、お正月の初売りの目玉商品は、福袋です。福袋は、Lucky bagやMystery bagのことです。
例えば、3000円の福袋にしましょうか。3000円の袋の中に、3000円以上のものが入っているんです。でも中身を見て買うことができないので、まあちょっと運試しですね。3000円出して、3,000円以上の価値があるものを手に入れます。何かいいものが入ってるかもしれないけど、特に自分では使わないものやあまり欲しくないものも袋に入っているかもしれません。でも、金額的にはお得なんですね。3000円以上のものが入っているので。それが福袋のコンセプトになります。
服屋さんや文房具屋さん、いろいろな店やブランドが福袋をやっています。福袋を買うためにデパートに行列が出来るなんてことも日本では珍しくありません。
なぜ今日このブラックフライデーの話にしたのか。実は私もクリスマスプレゼントを用意しないといけないんだね。毎年クリスマスはお友達の家に招待されて一緒にクリスマスディナーを食べるんですね。多分今年はコロナでそのお友達の家に行くことはできないと思います。でも、毎年プレゼントを交換するんです。だから家に行くことはないかもしれないけど、そろそろクリスマスプレゼントの準備をしなきゃ、と思っています。うーん、そう、だからブラックフライデーのセールをチェックしてみるつもりです。
いやあ、年末年始はいろいろお金が必要で、お金を使うことが多くなりますよね。日本には、忘年会、クリスマスパーティー、新年会などの食事会や飲み会も多い時期になってきます。だから、お金が本当にかかります。
私はフリーランサーなので、クリスマスの食事会もないし、同僚がいないから人付き合いがありませんね。それはとても楽です。
じゃあ、もうすぐ12月。忙しい年末の時期を元気に乗り切っていきましょう。
はい、じゃあ、またね。
どんどん more and more, rapidly
規模(きぼ)scale
定着する(ていちゃく)become established, take root
年末(ねんまつ)end-year
年始(ねんし)New Year
商戦(しょうせん)sales battle
公務員(こうむいん)a public [civil] servant
歳末(さいまつ)end- year
運試し(うんだめし)try one’s luck
お得(とく)great deal
文房具(ぶんぼうぐ)stationery
行列(ぎょうれつ)line, queue
忘年会(ぼうねんかい)end-year party
新年会(しんねんかい)new year party
人付き合い(ひとづきあい)Socializing