347. 中級の教科書について

皆さん、こんにちは!日本語の先生、のりこです。今話そうと思ったら、ちょっと声が出ませんでした。ちょっとお水を飲みます。なんでかな?ごめんなさい。もう1回行きましょう。皆さん、こんにちは!日本語の先生、のりこです。



なんか今日は朝ね、声の調子が悪いな。なんでかな。いや、まだ朝早いんですね。ま、と言っても、もう9時なんですけれども、今朝は7時からもうすでに一時間半仕事をしています。今日レッスンがね、朝9時半スタートなんですね。だから、7時から9時半まで、あの、もう仕事をして、はい、しています。していますね。たくさんもう仕事をして、ちょっと疲れたので、そろそろコーヒータイムかな、休憩かなと思っているんですが、はい、これを話してから、休憩しましょう。



今日はですね。教科書について話します。ま、あんまり教科書について今まで話したことがなかったんだけれども、私の昔のエピソードにはですね。中級の教科書ですね、「上級へのとびら」の中のトピックについていくつか話しているエピソードもあるんですよね。途中でやめてしまったんだけれども、今日は中級の教科書について話します。



まず一つね、私は教科書で勉強してもいいし、しなくてもいいと思っています。いつも言っていることだけれども、ま、ある程度日本語が上手になってきて、中級から、違う違う、初級から、ごめんなさい、ビギナーから中級になってきた。そして、どうやって勉強するか。自分の好きな方法で勉強すればいいと思います。教科書じゃなくても、色々なオンラインで勉強できる、ウェブサイトやユーチューブもある、ポッドキャストもある。自分の好きなコンテンツで勉強すればいいと思うんだけれども、もちろん教科書で勉強したいという人もいます。教科書が好きだという人もいます。そういう人のためにですね、私が授業で使っている教科書、ま、生徒さんが使いたいと言って使っている教科書で、ま、一緒にやっている教科書を二つ紹介します。ま、個人的には気に入っている教科書です。



一つはやっぱり「とびら」。「コンテンツとマルチメディアで学ぶ日本語、上級へのとびら」。ちょっとタイトルのセンスは悪いと思うんだけど、あの、センスが悪いというよりも長いよね。「コンテンツとマルチメディアで学ぶ日本語」これサブタイトル。そして、「上級へのとびら」。でもね。これはまさしく上級への扉なんです。扉。Gateway。本当に。



この教科書がすごいのは、すごいっていうか、まずびっくりするのはめっちゃ分厚い、でかい本なんですね。で、これ一冊、もうめっちゃ勉強すれば、上級になるよ、そりゃ、っていうぐらい内容が濃い本なんですね。びっくりするぐらいやりがいがある、勉強しがいがある本だと思うんです。うん。



でね、私が気に入っているのは読み物も結構面白いですね。今教科書を目の前に置いてぺらぺらめくりながら、ペラペラめくりながら、これオノマトペね、見てるんですけれども、「とびら」は第1課から第15課まであります。



そして、読み物があって、そして、それぞれトピックがありますが、だいたい日本の文化、カルチャーについてなんですよね。伝統的な文化から、食べ物から、テクノロジー、そして、歴史まで、いろいろなトピックがあります。だから、面白いと思うんですよね。日本の文化が好きな人は、本当にいい読み物がたくさんあると思います。



そして、会話はインフォーマルとフォーマルな会話の二つのスタイルが必ずあって、そして、それに基づいたロールプレイが勉強できるんですね。私はロールプレイが結構好きで、レッスンでよくやってるんですけれども、あの、皆さん、ロールプレイって意外と難しいけど、面白い。なので、あの、お勧めです。ロールプレイはとてもいいかな、この教科書の中で。はい。



ただね、ただ、ちょっと内容がもう古くなってるかなっていうこともあるんですね。例えば、ま、個人的にはですね、ま、自分の考えね。「人とロボット」、これ第3課のテクノロジーなんですけれども、第3課の「人とロボット」の内容は、もうちょっと古いかな。はい、なんかちょっとアップデートしなきゃいけない内容かなって思うし、あとね、どこだったかな。ファーストフード、そう、ファーストフードのね、第5課ですね。日本の食べ物のところに、回転寿司の話が出てくるんですね。で、会話の中で「アメリカにも回転寿司ができるといいなぁ」みたいな感じの会話があるんだけど、これかなり古いよね、もう回転寿司って世界中にある話だから。なんかちょっとアップデートしなきゃいけないんじゃないかなって思ったりもする。



なので、古い内容もあるけれども、あの、個人的には、これ一冊きっちり勉強したら、もう上級に行けるよ。上級に近くなるよと思う内容だと思います。でも、本当に大変、めちゃくちゃ大変な本だと思う。なので、勉強するんだったら、ちょっと先生と一緒にね、あの、自分で勉強できるよ。読み物も自分で勉強すればいいし、読めばいいんだけれども、会話のところとか、ロールプレイなんかは、先生がいると助かるんじゃないかなと思います。これが「上級へのとびら」。



そしてね、最近使い始めたのが「中級日本語カルテット」。「日本語カルテット」。これね、意外といいんですよね。あの、はい、なぜなら、内容がもうちょっと最新です。最新。例えば、本当に第1課はアニメ映画監督、宮崎駿。これについて読めるのは面白くないですか。ね、うんうん。やっぱり世界の宮崎駿についての読み物があるっていうのはいいかなと思ったんですよね。あと、ノーベル賞、日本人でノーベル賞を取った研究者、山中伸弥についても書かれているコンテンツがあって、あの、読み物の内容は、とても「とびら」より最新の内容を取り上げていると思いました。



構成はよく似てますね。読み物があって、会話があって、ロールプレイはあんまりないんだけれども、うん、より、そうですね、カジュアル、カジュアルな会話が面白いかなと思いましたね。うんうん、ただね、「カルテット」は2冊あるんですよね。ごめんなさい。「日本語カルテット」1と2があるので、2冊買わなきゃいけない。「とびら」は一冊で十分みたいな感じになっています。



ちなみに、私が今、生徒さんとやっているのは「日本語カルテット1」で、これはね、第1課、2課、3課、4課、5課、6課。6課、6課あります。でね、別冊で、私が、ま、「カルテット」他に好きな理由は別冊がついていて、言葉の、漢字の別冊本があるんですよ。言葉のリスト。これはすごく便利ですね。教科書と引き離して言葉のリストだけ勉強する、あの、使いやすいです。別冊。



あとね、一番最後に初級文法チェックコーナーとかあるんですね。そういうのもちょっとありがたい。あの、初級から中級に変わっていく中で、もうちょっと初級の文法を復習したいっていう時に、そのチェックが最後に付いているのもとてもいいと思いました。



はい、ということで、どうでしょうか、皆さん。あの、私のね、ポッドキャストを聞いている人は、中級以上の人が多いと思うんですよね。そして、教科書を探している人は、私は個人的にはこの二つがお勧めですけれども、もちろん他にもたくさんあるんですよ。たくさんあります。ね。ですから、これを使いなさいと言っているわけではありません。自分で検討してみてください。



あの、自分のことを、ちょっと話します。私は韓国語を勉強していますね。実は、今ちょっと困っている。なぜなら、今までちゃんと教科書を使って勉強していなかったので、文法の力が弱いんですね。そこで、だから、そこでというのか、だから、一冊文法の本を買ったんです。で、その文法の、文法の本を第1課からやっているわけではなくてですね。私は今、ポッドキャストとかユーチューブで何か、ま、あと本を読んだりして、あれ?これ、どういう文法の仕組みなの?知らない文法が出てきたとします。それをその文法の本を使って調べるんです。うまく説明できなかった。だから、例えばですね、例えば、「何何しなければいけない」という文法をポッドキャストで聞きました。で、それが分からなかったら、それを文法の本を使って調べる。逆に、逆なんですね。文法を知ってから、それに気付くんじゃなくて、聞いて、あれ?これ知らない、だから、調べようみたいなやり方を今始めています。



ま、ただ、やっぱり文法も大切だよね。なので、教科書できちっと勉強した人は多分文法が強いんだと思うんですよね。私は教科書できちっと勉強していなかったので、今ちょっと困っている。正直。



ただ、やっぱり今の私のスタイルは変えないと思います。私は自分の好きなコンテンツを通して勉強していきたい。はい、それはポッドキャストだったり、ユーチューブだったり、そして、そのトランスクリプトやキャプションを読む。読みながら、勉強しています。なので、ま、学校でやるような教科書中心の勉強方法、私は個人的にはやっていません。



はい、ということで、今日は中級の教科書について2冊話してみました。皆さんはどんな教科書を使っていますか。使っている人はぜひ情報をシェアしてみてください。じゃ、またね。


Special Thanks go to Maria トランスクリプトを作ってくれました。Thank you!

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Japanese with Noriko

A fully qualified Japanese teacher and also the creator of the Japanese podcast, LEARN JAPANESE WITH NORIKO.

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