59.Fikaというスウェーデンの文化
皆さん、こんにちは。日本語の先生のりこです。
皆さんは一日に何回お茶を飲みますか。コーヒーを飲みますか。仕事をしている人は、一日に何回ぐらい仕事をしている時間で、休憩、 Breaktime ですね、休憩を取りますか。
私は、皆さんご存じのように、イギリスの北アイルランドに住んでいます。イギリスの皆さん、北アイルランドの皆さんは、本当にコーヒーとお茶が好きでよく休憩をします。私は今ね、自宅勤務、家で働いているけれども、ま、普段、オフィスで働いている時、同僚の人たちはですね、だいたい、朝仕事に着いて、すぐ飲み物を用意します。コーヒーか紅茶ですね、だいたい。コーヒーか紅茶で、紅茶の場合は、ミルクティーの人がほとんどです。
そして、10時ぐらいになったら、午前の紅茶タイムがあるんです。絶対に紅茶、またはコーヒーを10時ぐらいに取りますね。そして、ランチを食べて、ランチの後すぐにまた別の紅茶かコーヒーを飲んでいます。そして、2時半とか3時ぐらいで、午後の紅茶のブレークタイム、休憩時間。だから、一日に会社で何度もお茶の時間をしているんですね。
このお茶を飲む、ま、イギリスでは、紅茶が多いんですけれども、ほんとに皆よくすることです。ミルクティー。イギリス人の紅茶の飲み方ね、紅茶の飲み方はミルクティーで、まず濃いめ、濃いめに紅茶を作ります。普段は高い紅茶は飲みません。スーパーで買った安いティーバッグの紅茶ね、それを濃いめに入れてそしてたっぷりとミルクを入れます。
砂糖はあまり皆さん入れないですね、私の同僚の皆さんは砂糖なしのミルクティーをよく飲んでいます。皆さんの国にも紅茶こういう休憩時間、お茶を飲む時間、コーヒーを飲む時間、イギリスでいう午後の紅茶 Afternoon teaのような習慣がありますか。
北欧Scandinavian 北欧の国々の中で、スウェーデンにも同じような習慣があります。その名前はFika、スウェーデン語になります。Fika というコーヒーブレークの文化があります。私にはスウェーデンに家族がいます。私の旦那さんの妹、私にとっては義理の妹がスウェーデンに住んでいます。彼女はペルー人ですがスウェーデン人の旦那さんとそして一人の子供。ま、今まだ赤ちゃんなんですけれども3人でスウェーデンに暮らしています。
私は初めてスウェーデンに行った時、彼女のお家に行った時に、このFikaという文化について知りました。コーヒーやお茶を飲んで、そして何かお菓子を食べる。その文化がスウェーデンにもあります。ほんとかどうか分かりませんが、スウェーデンは世界でもっともコーヒーを消費する、飲む、使う国の1つだそうです。うん、ね、というふうにFikaっていう特別な名前がつくぐらいスウェーデン人にとってもこのブレークタイム、コーヒーを飲む時間、紅茶をする時間が大切なんですね。
そして、手作りで焼いたお菓子とか、ケーキとか、シナモンロール、これを取るのもスウェーデン人のやり方だそうです。私は、私の義理の妹の旦那さんの家族にこのFika に招待してもらって、午後の紅茶、Afternoon teaのような、ま、ちょっとしたパーティーに行ったんですけれども、その時には紅茶もあり、美味しいコーヒーもあり、そしてお母さん、そのお母さんが自分で作ったクッキーやシナモンロールがテーブルの上にたくさん並んでいました。ものすごく時間をかけて準備していたようです、このFika。
そして、スウェーデン人も朝10時ぐらいと午後の3時ぐらいがFikaの時間だそうです。うん、ね、ということでイギリスにも似たような文化があります。スウェーデンにも似たような文化があります。このお茶を飲む時間を大切にする。面白いですね。
はい、それでは、今日は、ま、お茶を飲む時間、コーヒーを飲む時間、ブレークタイムについて話しました。
また明日。
Vocabulary
休憩をとる(きゅうけい)break
ご存知のように(ごぞんちのように)as you are aware
自宅勤務(じたくきんむ)work from home
紅茶(こうちゃ)black tea
濃いめ(こいめ)strongish
ティーバッグ teabag
北欧(ほくおう)Nordic countries
スウェーデン Sweden
義理の妹(ぎりのいもうと)sister in law
消費する(しょうひする)consume
手作り(てづくり)handmade
並ぶ(ならぶ)to line up
Special Thanks go to Donna. トランスクリプトを作ってくれました。Thank you!